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【オーストラリア】オーストラリア研修を通して

【派遣先】クイーンズランド大学   【留学期間】2017年2月~3月
行政政策学類1年 佐々木 麻乃

  5週間でのオーストラリア研修を通して私は、初めての土地に感動し、景色や様々な体験を楽しむだけではなく、異なる言語を通じてコミュニケーションをとる困難さも痛感した。

 オーストラリアへは初めて行ったため、建物も大きな川も鮮やかな海も全てが新鮮で、毎日違う景色を見ているようで目が痛いくらいだった。たくさんのビルやお店が並び、毎日退屈せずに充実した生活を送ることができた。非日常が日常となり、夢のような毎日だった。
 向こうで通っていた学校では午前に授業が終わり、午後は自由時間だったため、好きな時間をたくさん過ごすことができた。バスや電車の時間の調べ方や、乗り降りの方法がわからなくて、わからない土地を、よくわからないまま移動するのには苦労したが、道を尋ねたりすることで積極的に行動する力が身についたと感じる。
 私たちがオーストラリアへ行った時、向こうは夏だったためベストな時期だったと思う。海はキラキラと輝き、日本と違って湿度がないため過ごしやすい暑さで、オーストラリアの良いところをたくさん知れた気がした。とても日差しが強く、痛いくらい日に焼けてしまったが、それもいい思い出である。訪れるとしたら、夏に訪れることをお勧めしたい。ただ都会なだけでなく、公園がたくさんあり、緑も豊かでとても暮らしやすい街並みであると思う。

 また、向こうの人々の人柄にも魅了された。例えばバスを降りるときは必ず運転手に「サンキュー」と告げたり、目が合えば微笑んでくれたりと、人生に余裕を持って生活しているように感じられた。たくさんの人たちの優しさに触れることができた。多文化であるがゆえ、みんな違って当たり前だという意識を持って暮らしているように感じた。そのため、私とホームステイ先の家族との暮らし方の違いもお互い受け入れながら暮らすことで、違いを発見することも楽しみの一つとして捉えるようになった。向こうでの暮らしのおかげでどんな困難も自分の力で打破できる気がするようになった。

 また、勉強面でも外国の土地で学ぶことに対する期待とともに、現実と理想とのギャップに困惑する時もあった。まさに、言うは易し行うは難しであった。
 センター英語ができていればいいだろうと甘い考えで行ったところ、机上で行うのと実践は全く異なり、いざ会話をするとなると、単語を話すので精一杯で会話が成立しないことも多々あった。
 しかし、授業などでも積極的に発言することで徐々に頭の中で話したい文を英語に変換し、話すことができるようになっていった。習うより慣れろとはこのことを言うのだと感じた。できなくても慣れることによって自分の発音の違いを感じることができたり、相手の話す言葉を頭の中で組み立てながら聞くことができるようになったり、英語に慣れていくことを実感できた。
 授業では、すべて英語で話すため常に英語の頭であった。日本人が圧倒的多数であったが、できるだけ日本語を話さないように、知らない単語も英語で説明したりするように取り組んだ。やっている授業の内容は難しいことではなかった。全く知らないことを英語で聞くのではなく、既知の事実を英語で聞いてから、自分の頭で考えてもう一度まとめてわかるように変換するため、日本で学んだ時よりも理解度が高まるように感じた。

 最初は初めての土地で不安だらけであったが、わからないことをわからないままにしたりせず、自分から解決するために行動することの重要さを学んだ。また積極的に発言することで、自分の頭で考え、自分の言葉でまとめて発言する力がついたと感じる。この研修を通して、たくさんの貴重な経験をすることができた。 行ったことのないところへたくさんいくことができた。見たことのないものをたくさん見ることができた。知らなかったことをたくさん知れた。私は確実に成長したと実感することができた。
 私は日本が好きだ。だが、私の知らない世界がたくさんあることを知った。好きなものしか見ないのではなく、違いを認め合い、受け入れ、尊重しあえるオーストラリアはもっと素晴らしい土地であると感じた。