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留学体験記

【ドイツ】ドイツでの半年間の生活を通して

【派遣先】ルール大学ボーフム 【留学期間】2017年10月~2018年9月
地域政策科学研究科 M.Sさん

 
 ドイツでの留学生活も半年が経過し、これまで経験したことのなかった文化の中での生活にもようやく慣れてきました。留学当初は、様々な物事を積極的に受け入れることによって、新しい環境での生活をより良くしようと考えていましたが、半年が経過すると、良くも悪くも、ドイツという国の様々な側面が見えてきます。今回のレポートでは、そのような、ドイツで生活するにあたって向き合っていくべきテーマなどを紹介します。

ドイツの年越し

 ドイツの新年の迎え方は、日本のそれとは少し異なっています。普段は売買が禁じられている爆竹が年末にのみ販売が許され、多くのドイツ人が年越しに備えます。私は首都のベルリンで年を越しましたが、たくさんの人が広場に集まり、カウントダウンと同時に爆竹や花火に火をつけ、1時間ほどは爆音と花火の光、そして辺りが見渡せないほどの煙で包まれていました。そのまるで戦場にいるかのような雰囲気を、一度は体験してみることをお勧めします。

州内公共交通機関無料チケットを最大限に活かそう

 前回のレポートでもお話しした、大学生がその州内の公共交通機関を無料で利用することのできるゼメスターチケットですが、大学が春休みを迎えた今、どれだけ有効活用できるかを日々考えています。隣国のフランスやベネルクス三国、イギリスなどのユーロ圏へ旅行するのももちろん良いですが、せっかくドイツにいるので、このチケットを利用して、観光客が訪れないような場所で様々な発見をしたいと考えています。そのために、私はNRW州内の全てのお城(城砦、宮殿含む)を制覇しようという目標を立てました。古城が多いことで知られているドイツですが、NRW州内だけでも数百は存在し、半年が経つ現在、おそらく半分も行けていません。ガイドブックに載っているようなお城は3、4つくらいしかないNRW州ですが、私がこれまで訪れたお城はどれも個性的で美しく、地元民しか行かないような穴場スポットでした。

現地でのアジア人差別や福島に対する知識

 ドイツには積極的な難民受け入れの背景などから、多くの国籍の人々が生活しています。その中でも、ルール工業地帯があり大都市をいくつも有するNRW州には、西アジアや中東アジア出身の人が多く、それに加え、韓国人や中国人などア東ジア出身の人も比較的多く暮らしています(日本人の割合は極端に低い)。そのような中で、残念ながら、私たちアジア系の人々への差別と思われるような言動を時々見かけます。差別用語を伴って話しかけられたり、アパートの賃貸契約に関しては、アジア系の人の入居をお断りする大家さんもいます。もちろん、そういった言動をとる人はごくわずかですが、同じくNRW州に住む友達の韓国人や中国人、日本人と話していると、実際にそのようなことを体験した人がほとんどでした。

 もう一つ、ドイツにおける「福島」に関する知識について、非常に驚かされています。2011年に起きた東日本大震災とそれに関連する様々な事故や被害については、ドイツでもよく知られており、ドイツ語の教科書にも登場するほどです。しかし一方で、その出来事を知っているほとんどの人が、福島の現状を知らないか、誤った認識を持っています。実際、パーティーやイベント等で知り合った人に私が福島から来たことを言うと、「今はだれも住んでいないじゃないの」「何か病気になったりしてないのか」など、耳を疑うようなことを言う人もいました。

 ドイツのマスメディアには、福島の現状を伝える義務はありません。だからといって、福島に対する誤った認識を放っておくわけにはいきません。福島の今を知ってもらうためには、やはり私のように現地で暮らす日本人が正しい情報を伝えていくべきなのだと実感しました。

現地に住む日本人との交流

 「留学先では日本人と交流すべきではない」という話をよく耳にします。もちろん、留学に来たのですから、現地の人々と積極的に交流すべきであって、現地でさえも日本人と一緒にいるのでは、留学する意味がありません。しかし一方で、情報交換などの観点から、現地に住む日本人とも、ある程度の交流は持っておくべきだと考えています。タンデムパートナーの紹介、日本文化に関するイベントの情報、そのほか現地での生活についてなど、多くの情報交換をすることができます。また、外国に移住または留学をする日本人は、良い意味で変な人が多いです。彼らは様々な背景、目的を抱えてここドイツで暮らしており、そのような人々の話を聞き、お互いに何かを議論することは、非常に有意義なことであり、楽しいです。事実、現在ルール大学には数人しか日本人がいませんが、彼らは私にとって非常に興味深い存在であり、お互いに様々な情報を交換する関係でもあります。

ドイツ語の講義について

 ルール大学附属のドイツ語学校に通い半年が経ちましたが、たった半年にもかかわらず、私が中学高校と6年間も習ったはずの英語よりも、文法、会話力など様々な面でドイツ語の方が勝っているのではないかと感じます。現在は文法を中心に学ぶ中級コースで授業を受けていますが、授業はすべてドイツ語で行われ、どんなに難しい説明も、英語ですら話すことを許されません。それでも理解できているのは、授業の多くがクラスメイトとの会話形式で行われていること、わからない場合に積極的に質問ができる環境と雰囲気が整っているからだと感じています。学ぶことを楽しいと思わせてくれる授業形態や指導法に驚くばかりです。

ルール大学でのフォトグラファーとしての活動

 趣味の一環としてルール大学の写真を撮っていた私ですが、ひょんなことからルール大学の方にその活動に興味を持っていただき、現在では、ルール大学公認のフォトグラファーとして活動するにいたりました。また、その活動や留学生活について取材を受け、ニュースとしてルール大学のホームページに掲載していただきました。常々新しいことに挑戦したいと考えていた私にとって、ルール大学からの様々な提案は魅力的であり、同時に感謝しています。

URL: http://news.rub.de/leute/2018-03-14-campusfotografie-kein-schloss-aber-trotzdem-schoen

Die deutsche Kultur und das Wetter

Ich finde immer, dass das Wetter die Kultur schafft und tief betrefft. Es sieht so aus, dass hier in Deutschland meine Meinung angewendet wird. Viele Deutschen sagen oft bei ihrem Leben über das schlechte Wetter in Deutschland. Wenn Deutsche mit Ausländer spricht, wird sie zuerst unbedingt darüber sagen. Ausserdem machen sie viele Sachen draussen, wenn es ein schöner Tag ist. Das heisst, es ist einfach wichtig für Deutsche, ans Wetter zu denken. Wenn du Deutscland besucht, empfehle ich dir, dass du darauf horchst, über was Deutsche sprechen.

Viel Abfall aber kein Kot

Wenn man in Deutschland kommt, bemerkt man ein bisschen komische Sache. Hier haben sich viele Leute Hunde und ich sehe sie immer, mit ihren Hunden spazierenzugehen, und gleichzeitig sehe ich viel Abfall (z.B Bierflasche) auf der Strasse usw.. Viele Leute werfen daruf weg, obwohl sie ordentlich den Kot ihres Hundes aufräumen. Ich weiss nicht den Grund, aber deutsche wissen nicht ihn auch.

Wie viel Sachen wissen Deutsche über Japan?

In den letzten Jahren können wir die Programme mit Fernsehen schauen, die uns den Zustand vorstellen, dass Ausländer in Japan reisen. Wenn wir solche Programme gesehen haben, können wir so finden, dass Japan das berühmteres Land in der Welt ist.

Ehrlich gesagt, finde ich es falsch. Seit ich nach Deutschland gekommen bin, habe ich viele Leute kenngelernt und wir haben uns viel über gegenseitige Länder unterhalten. Natürlich gibt es viele Leute, die für Japan interessieren, und eigentlich wissen ziemliche Leute keine Sachen über Japan zugleich.