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留学体験記

【韓国】研修レポート

【派遣先】中央大学 【留学期間】2018年8月
経済経営学類 Y.Cさん

 私は英語以外の外国語の授業では中国語を選択しています。もともと韓国語が聞き取れたり、話せたりする力は全くなく、ましてや韓国に行ったこともありませんでした。ただただ韓国ドラマが好き、韓国のアイドルが好きという理由、今まで日本から出たことがなく、せっかく大学生になったから他の人とちょっと変わった夏休みを過ごしたいという、とても単純な理由で今回の研修に参加することを決めました。

研修内容

 研修の内容としては、韓国語を勉強するMajorA、韓国の文化体験や観光を行うMajorBの大きく二つに分かれています。
MajorAでは私は韓国語の基礎クラスで授業を受けていました。大学で韓国語の初級を取っている人によると、ほとんど1セメで習った内容と変わらなかったそうです。授業中の説明は英語で行われます(英語が苦手な私でも理解できるくらいのとても優しい英語です)。授業内容も簡単な挨拶や会話文なのでほとんど韓国語の知識がなくても安心して受けることができると思います。授業の最終日には簡単なテストがありました(私のクラスは20分程度で終わる選択式のテストでした)。


 MajorBでは韓国の文化についての講義を聞いたり、文化体験を行なったり、施設を訪れたりしました。
今回のプログラムならではの体験をいくつか紹介したいと思います。写真①は、板門店に行った際の写真です。観光で韓国を訪れたら行く、というように気軽に足を運べる場所でもないので、とても貴重な経験になりました。かなり緊張感がありました。  
 写真②は、漢江クルーズの際に撮った写真です。これは今回のプログラムの中で一番思い出に残りました。ソウルの美しい夜景と漢江の心地よい風がとても印象に残っています。他の留学生たちと仲を深めるきっかけにもなりました。
 写真③は一泊二日で江原道に行った際に行った、レクリエーションの様子です。ここでも友だちがたくさん増えました。また、江原道はリゾート地でもあり、とても良い空気の中でリフレッシュすることができました。
 写真④は、K-popダンスを行なった際の写真です。あまりダンスが得意でない人もみんなで楽しむことができました。講師の先生はプロのアイドル達のダンスレッスンも行なっているだけあって、かなりキレッキレダンスを見せていただきました。

全体を通しての感想

今回のプログラムを通して、自分で計画を立てて、観光に来ただけでは経験することができない、また現地に直接行ってみないとわからない新しい発見が多くありました。留学生はアジア圏だけでなく、アメリカやヨーロッパからの参加者もいました。もともと英語も得意ではなかったため、相手の話を聞くことができても、自分の意思をうまく伝えられなかったりすることが多くありました。もっと英語を勉強しておけば...と思うことが何度もありました。
 しかし、周りの人たちは本当に親切な方ばかりで、私の拙い英語をがんばって理解してくれていたので本当に助かりました。私のルームメイトはマレーシアから来た学生でした。とても明るい性格でいつも私を楽しませてくれました。夜寝る前に、今日は何を食べたか、どこに行ったかなど、一日のできごとを互いに話した時間が本当に楽しかったです。

 今回のこの研修を通して得た一番大きなものはやはり、国を超えての友だちだと思います。ルームメイトはもちろん、向こうで仲良くなった人とは今でもSNSで会話したりしています。みんなと別れ際にまた会おうね!という言葉を交わしましたが、社交辞令ではなく、本当に実現できればいいと思っています。もっと英語を勉強したいと思うきっかけにもなりました。帰国してからの変化として、韓国ドラマを見ている際に、聞き取れる単語や会話文が多くなっていたので、一番成長が感じられたところだと思います。本当に今回の研修に参加してよかったと心から思っています。関わった全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。