私は8月27日(出発)から10月1日(帰国)まで、オーストラリアのブリスベンにある、クイーンズランド大学で5週間の語学研修プログラムに参加した。今回の研修は私にとって2回目の海外渡航であり、オーストラリアでの時間がとても刺激的な経験となった。
プログラム期間中は、クイーンズランド大学付属の語学学校(ICTE)で半日ネイティヴの先生の授業を受けた。
まず初日に、1ヶ月間自分が所属するクラスを決めるためのテストを受け、結果私はレベル4のクラスになった。私はクラスの中で、他の国から来ていた人たちの授業を能動的に参加する態度に圧倒された。私のクラスメイトは日本の他に、中国、タイ、サウジアラビア、イタリア、スペインから来ていた人たちであった。彼らは授業中出来るだけ発言しようとしていた。自分の意見に自信がなくても、とりあえず口に出し、この質問はこういう意味であっているか、など分からないことは何でも聞くのだ。そんな周りの状況の中で、答えは分かるがそれを説明する英語が出てこない、といった経験をした。しかしすぐにこのままではいけないと思い、周りの日本人が黙っていても、何か喋ろうと決め、実践した。
また、日本では夏休みということもあり、同じタイミングでかなりたくさんの日本人が入学したために、やはりクラスもその半数が日本人であった。また朝学校に行くとクラスでは日本人で同じグループで固まってしまう人もいたが、自分は出来るだけ違う国出身の人と同じグループになるよう心がけた。そのように自分で出来るだけ英語を話す時間を増やすようにすると、英語で意見を伝えることに自信を持てるようになり、授業中も自ら手を上げて発言できるようになった。写真はクラス最終日の集合写真である。
日数を重ねるにつれクラスの仲も親密になり、サウスバンクでクラスバーベキューもした。英語という共通のツールを使ってコミュニケーションを取り、友人との距離を縮めていくことの難しさ、そしてそれよりも楽しさを実感した。
ホストファミリーもとても優しく、思い出に残る、大変有意義な時間を過ごすことができた。