私は2月19日から3月の24日までの約1ヶ月をフィリピンにあるアテネオ・デ・マニラ大学内部にある語学学校ALLCで過ごしてきました。フィリピンで過ごした1ヶ月は今まで体験したことのないような驚きと興奮の毎日でした。その全てを伝えることは難しいと思いますが、できる限りこのレポートで伝えたいです。
フィリピンでは朝9:00から夕方16:00までが学校で授業を受ける時間です。授業の英語レベルはちょうどよく、英語でお酒の歴史や種類について学んでみたり、地元についての紹介をしてみたり、とても興味を持つことができる内容ばかりでした。先生方はとても優しく、尽くしてくれる方ばかりです。
Writingの授業では私たちが書いた文を先生が添削してくれるのですがこの時に一番愛情を感じました。私はあまり英語が得意ではなく、文法もわからないことだらけでしたが、一度、勢いだけでA4一枚の英作文をした時には、先生も同じくA4一枚にびっしりと正しい文を書いてくれていました。これが福大の授業だったら、おそらく呆れられてDかFの評価がついて終わりだと思います。
また、英語で行うプレゼンテーションが2回ありました。最初は緊張しすぎて、喋りたいことがほとんど言えないで終わってしまいました。しかし、2回目のプレゼンテーションでは喋り終わった後に、もっと喋りたいなと思うことができました。この短期語学研修の最大の収穫は、英語をもっと喋りたいと思えるようになったことです。
フィリピンでの生活で困ったことは、日本と同じようにトイレットペーパーを流してしまい、水圧が弱いフィリピンのトイレを詰まらせてしまった事です。この時は本当に焦りました。
授業以外でも多くの場所で英語を使う機会が多かったです。レストランでは英語を使うも、なかなか伝わらなくて何回も聞き直されることも多かったです。
現地の学生とは、よくみんなで夜ご飯を食べに行ったり、一緒にバスケットボールをしたり、様々なイベントで交流することができました。中でも一緒にご飯を食べに行った時は、たくさん会話をすることができて、自分の英語に少し自信を持つことができました。
今回の短期語学研修に参加する前は、英語に対しとても恐怖心が強くて苦手でした。しかし、こんな気持ちもフィリピンのおかげで無くなりました。
今後も継続的に英語を学習するために、福島大学での学習により一層力を入れてJapan study programやFukushima workshop・Work experience abroadといった、英語に力を入れている授業に積極的にチャレンジして、さらに、福大以外の団体で行なわれている交流活動や語学研修にも参加していきたいです。
▲この写真は2回目のプレゼンテーションのお題集めで行った『Art is island』です。フィリピンの観光地をチームで紹介しようと言うフィールドワークのプレゼンでした。この『Art is island』はアジアで一番大きな3Dアートミュージアムらしいですよ。なんだか今にも落ちそうな橋の上から橋の下を覗いている写真です。こうして写真で見ることで3Dアートは完成します。
▲この写真ではグループのメンバーが虎に狙われています。でもみんな焦っていませんね。
▲世界で4番目に大きいショッピングセンターの『モール・オブ・アジア』に隣接されているスケート場での写真です。半袖半ズボンでスケートをするのは初めてで不思議な感覚でした。フィリピンは暑いからか、アイスリンクは溶けて所々、水たまりになっていたため、転んだ人は水びたしです。