僕は大学一年生の春休みの約1か月の間、オーストラリアにあるクイーンズランド大学に短期留学しました。クイーンズランド大学はオーストラリアの北東に位置するブリスベンという都市にあります。また、世界大学ランキングでも、100番以内に入る有名な大学です。さらに、電車で1時間行ったところには世界的に有名な観光地であるゴールドコーストという都市もあり、留学するにはぜひおすすめしたい大学です。僕はクイーンズランド大学に留学してとても貴重な体験をすることができました。
まず、クイーンズランド大学に着いたら、テストが行われ、その英語の能力別にクラスが分けられます。1から7のクラスがあり、数が大きくなるのに応じて、英語のレベルが上がっていきます。
僕たち福島大学のメンバーは、3か4のどちらかでしたが、僕は3のクラスに入りました。クラスは日本人が大部分で、中国、サウジアラビア、コロンビアの人達がいて、年齢も様々でした。
授業の内容は、英語を英語で学ぶという形で日本語は禁止でしたが、自分のことについて話したり、クイズなどがあったり、アクティブな授業が多かったので、楽しいと感じたことが多かったです。
また、クラスのメンバーでティーパーティーやビーチバレーをしたり、映画を見に行ったりもしました。自分と同じような将来の目標を持った日本人と仲良くなれたり、違う国の人と友達になり、その国のことについて教えてもらうことがあったりと、とても貴重な経験が出来たと思います。
クイーンズランド大学には、週に数回、日本語や日本の文化を学ぶ人達が活動している「WASABI」というサークルがあります。僕たちはそのサークルに混ぜてもらい、クイーンズランド大学の学生と交流することが出来ました。オーストラリアでの生活や大学のカリキュラムが違うことだったり、日本以外の国の文化を知ることができ、これも貴重な経験になりました。また、そのサークルで仲良くなった学生と一緒に遊ぶことができ、とてもいい思い出になりました。違う国の人達と交流することができる素晴らしい機会になったと思います。
クイーンズランド大学に短期留学する場合、現地でホームステイすることになります。どの家になるかは、出発の二週間くらい前にならないとわかりませんが、クイーンズランド大学が選んでいる家庭なので、心配はありません。
僕のホームステイの家族は、60代の夫婦と中国人の留学生が一人という構成でした。このホームステイ先では、元コックだったお父さんが料理を作ってくれ、お母さんは夕食のあと、中国のテーブルゲームであるチャイニーズチェッカーというゲームを毎日一緒に楽しんでくれました。また、中国人の留学生は、クイーンズランド大学の大学院に通っていて、英語の勉強方法や
オーストラリアでの暮らしかたなどを英語で教えてくれて、頼りになる兄のような存在になってくれました。現地でホームステイすることによって、他国の人々の生活について知ったことがたくさんありました。僕がいた時期は夏の終わりでしたが、真夏や、冬季節なども経験することができたら、新たな発見があると思うので、また行ってみたいと思いました。
オーストラリアは広く綺麗な海があり、リゾート気分が味わえ、文化も独自に発展させているので、観光地としては最適だと感じました。そのなかで僕がおすすめしたいのは、ゴールドコーストという有名な観光地です。海はもちろんですが、ゴールドコーストの海を一望できるスカイポイントにはぜひ行くべきです。展望台に上ると広い海が広がっており、今までにみたことのない景色をみることができるでしょう。
次におすすめしたいのが、スカイダイビングです。海外でスカイダイビングと聞くと不安になると思いますが、スカイダイビングをした友達は全員生きて帰ってきたので大丈夫です。オーストラリアのきれいな海と景色でスカイダイビングできるチャンスは人生においてほとんどないと思うので、ぜひトライするべきだと思います。
また、現地で出会った友達と観光地を巡るのも留学中の面白さなので、他の国の人や他大学の日本人と友達になり、観光するのも人生においていい財産になると思います。