私は8/24~9/31までの37日間、オーストラリアのクイーンズランド大学短期語学研修に参加してきました。この研修期間中、ホームステイをさせていただき、ICTEというクイーンズランド大学に附属している語学学校で英語を学習してきました。拙い文章ではありますがここで報告させていただきます。
まず初めの日にプレイスメントテストという英語の4技能をはかる実力テストを受けます。この結果でクラス分けが行われ、7段階あるうちの私はレベル5のクラスに配属されました。参加した時期がちょうど日本の大学の夏休みと重なっていたこともあり、日本人が大半かと思っていましたが、私のクラスは日本人とそうでない人で半々くらいの割合でした。国籍も年齢も様々で、コロンビア、サウジアラビア、カザフスタン、中国などから来ている人や大学生から子供をもつ主婦まで多種多様な人たちとともに勉強することができました。
Speakingとlisteningが主な授業内容でreadingとwritingの授業が週に1日あり、Speakingの授業ではディスカッションやスピーチなど自分の意見や自分の国について話すことが多かったため、自分の国の文化や国際情勢などを考える良いきっかけになりました。また、他の国の文化や考え方、習性などを知ることのできる良い機会でした。
初めの1週間は自分のレベルよりも授業のレベルが高くて先生の言ってることの半分も理解できないような状況でしたが、クラスメイトに助けてもらったり、自分で授業後に聞きに行ったりして、なんとか少しずつついていけるようになりました。1限の授業が終わった後のブレイクタイムでクラスメイトと仲良くなれたことや、BBQにみんなで出かけたことは、私の大切な思い出です!
私のホストファミリーはホストマザー、ホストファザー、子供たち(2歳、5歳、8歳)、犬1匹という家族構成でした。ホストファミリーについては、出発の2週間前くらいにならないと知ることができません。しかし現地の大学が選んでくれる家族なので、心配はいらないと思います!
私は初めてのホームステイということもあり、とても緊張していましたが、みんなフレンドリーで日本のことが大好きな温かい家族に迎えられました。平日は大学から帰った後に子供たちと庭で追いかけっこをしたり、折り紙をしたりして遊んだり、子供たちが寝たあとに、ホストマザーとファザーとテレビを観たりして過ごしました。テレビを観る際は字幕を付けてもらったり、分からない単語を書き留めておいて、あとで聞いたりしてなんとかついていったことを覚えています。
私のホストファミリーは(私のホストファミリーに限らず多くのお家で)寝るのがとても早く、20時前後には寝てしまっていたのでそれまでは自分の部屋にこもらず、彼らが寝静まってから洗濯や授業の予習復習をするようにして、極力家族といる時間を減らさないようにしていました。土日は福大の友達と観光に行く日もありましたが、ほとんどホストファミリーと過ごしました。食事に連れて行ってくれたり、ホストマザーのファザーの家に行って、スケアクローフェスティバルに参加したり、ホストファザーのマザーの家に二泊三日で泊まりに行ったりしました。
ホストファザーのマザーの家に泊まりに行ったときはプールに入ったり縄跳びをしたり、イルカに餌をあげに行ったりテントで寝たり、飼育しているチキンを子供たちと追いかけまわしたり...。会話についていくのは本当に大変だったけれど伝えたいという想いで話しかければきっと最後まで話を聞いてくれると思います。私は毎日拙い英語でしたが自分から話しかけることでたくさんコミュニケーションもできたし、ホストファミリーと仲良く過ごせたのだと信じています。とても幸せな毎日を過ごせて本当に良かったです。
先ほども述べたように、私は休日をホストファミリーと過ごすことが多く、そこまで遠出をすることはありませんでした。しかし、平日の大学は午前中で授業が終わるため、午後はいろいろなところに行くようにしていました。それだけでも十分に観光地を巡ることができます!
おすすめはローンパインコアラサンクチュアリーというオーストラリア固有の動物(コアラ、カンガルー、エミューなど)と触れあうことのできる動物園です。コアラを抱っこしたり、カンガルーに餌をあげたりすることができますし、大学から遠くないところにあるので学校帰りに行くことができます。
また、ストーリーブリッジというシティにある橋を観に行くのもおすすめです。ここはシティから出ているシティホッパーという無料のフェリーに乗って夜に観に行くのが良いと思います。ブリスベンの夜景を満喫できますし、毎日ライトアップの色が変わるので私は5回くらい観に行きました!
私が初めてこの研修の説明会に参加させていただいたとき、留学願望はあったものの、「まだ1年生だし来年でもいいかな」と悩みました。しかし、長い長い2カ月の夏休みを充実したものにしたくて、オーストラリアに行ってみたくて参加を決意しました。
研修が終わった今、あのとき参加を決意して本当に良かったと思っています。この短期語学研修を終え、もっと英語を勉強したい、異文化に触れてみたいと思うようになりました。この思いをバネに、さらなる高みを目指して頑張りたいと思います。
最後に、たくさんのサポートをしてくださった国際交流センターの方々や応援してくれた家族には本当に感謝しています。ありがとうございました!