私はネイティブの英語に触れ、英語力を向上させること、様々な国の人と交流することを目的にこのプログラムに参加しました。参加した結果、想像を超えた貴重な経験を得ることができました。
クイーンズランド大学(以下UQ)はとにかく大きい大学で構内に多国籍のレストラン、カフェ、様々な種類のショップがあり何か足りないものがあれば、ほぼ構内で手に入ります。
また、様々な国籍の方がいるので会話したり、放課後のアクティビティなどで一緒に楽しむことができます。私も日本語で外国人と会話するアクティビティ、サッカー、モートン島という島でのアクティビティに参加しました。
さらに、大きな芝生の広場をはじめ学生がそこでゆっくりと時間を過ごせるような場所もたくさんあります。わたしも芝生で昼寝をするためだけに休日にUQに来たりもしていました。UQのスタッフは外国人になれているので分からないことがあれば、教えていただけて安心でした。日本では絶対に味わえない雰囲気、自由さがあるのでぜひ体験してもらいたいです。
私はバス通学でしたが、電車よりもバスの方が主流かなと感じました。ホストハウスの場所によって変わってきます。到着後、少し時間があったらカフェに行ったり買い物したりすることもできました。移動についてもホストファミリーが大学開始の前日に細かく教えてくださったので安心でした。クラスルームに行ったあとは、友達と授業開始まで会話せ楽しんでいました。
UQの研修プログラムの授業はレベル別に行われるので英語に自信がなくても着実にレベルアップできます。クラスも多国籍で授業はもちろんのこと、休み時間に異なった言語や文化交流ができ楽しかったです。
私は1~7のレベルの中でレベル4のクラスでした。これは最初にテストが行われ技能を総合的に判断され分けられます。もちろん授業は英語なので英語で英語のテキストをやるという英語学習にはもってこいの環境です。日本と違い話を聞いているだけでネイティブ先生の発音に慣れることができます。
また、クラスごとに課外活動などが行われる場合があり、外国ならではの自由さを感じることができます。私たちのクラスは先生が持ってきてくれたケーキをみんなで外で食べました。先述したように様々なアクティビティがあり放課後や休日を使って普段体験できないようなことを体験できます。大学自体も日本のものとは作りも雰囲気もかなり異なり、大学で出会う人たちもみんな気さくで楽しかったです。
これについては家庭によって違うと思いますが、私を受け入れてくれたファミリーについて書きます。私の家庭は60歳代の夫婦と一匹の小さい犬の家庭でした。最初のうちは英語に慣れておらず会話もままならなかった状態でしたが、家で話す機会をたくさん作ってくれたことで、自分の英語が案外通じるということに気づくことができて、自信が持てました。自由な時間のプライバシーも守られていて安心できる環境でした。食事は様々な国籍の料理を提供してくれました。食事の際もたくさん会話をし、いい家族に受け入れてもらったなと感じました。
事前に連絡をすれば、帰りが遅くなったり、どこかに泊まったりは自由でした。これについてはほとんどの家庭でもそうだと思いますが、そのおかげで学習面とは少し離れた、観光や友達との交流も楽しむことができました。
ファミリーとの会話も英語の勉強になりましたし、日本以外の国で不自由なく過ごせたということはファミリーの外国人に対する理解が深かったからだと思うので本当に感謝しています。
自分で留学を決めたものの、出発前はやはり不安でした。しかし多くの方々の協力で帰国時には、日本に帰るのが嫌になってしまうほど充実した日々を送ることができました。英語力は、プログラム参加前の自分では考えられないほど向上した気がします。正直5週間でここまで実感できるとは思っていませんでした。参加してよかったと心の底から感じています。