8月25日から9月30日の約1か月間をクイーンズランド大学で過ごしました。私がこのプログラムに参加しようと思った理由は、大学生活を送る上で現状に満足できず、何か新しいことに挑戦したかったということと、日本以外の国で生活をして異文化を肌で感じ、視野を広げたかったからです。国際交流センターの方々からアドバイスを頂いたり、体験談を聞いたりして決心がつき参加しました。
私のホームステイ先は、女性と猫一匹で基本的に自由に生活を送らせて頂きました。ホームステイを開始してから、最初の週末に虫垂炎を発症し、事前に日本で処方してもらった薬を飲もうとしましたが、意思疎通が上手く出来ず迷惑をかけてしまい、体調管理の大切さが身に染みました 。朝晩の食事は提供してくれるということだったのですが、私のホストファミリーは母国で食べていたものを作るという考えらしく、毎朝ご飯、味噌汁、お茶を出してくれたので非常に嬉しかったです。夜お互いに時間が空いている時は映画を見に行ったり、近くの日本食レストランで食事をしたりしました。英語での会話は、初めはなかなか理解できませんでしたが徐々に慣れていき、英語を勉強するモチベーション向上にも繋がったと思います。
大学では、クラスに成績に基づいて1クラス約20人に振り分けられました。私のクラスにはペルーや台湾、ベトナム、日本の人々がいましたが、日本人の多さに驚きました。クラスの年齢層は幅広く、先生もクラスメイトも愉快な人々が多く、毎日楽しく通いました。加えて、お互いの言語を教えあったり、食事や遊びに行ったりと、楽しみながら今まで知らなかった文化の違いを勉強できて、貴重な時間を過ごすことができました。
このプログラムに参加して、自分から積極的に行動したり、異文化を受け入れ柔軟に対応したりすることの重要性を学びました。そして短期間での多国籍の人々との出会いや現地での生活は、自分にとって良い刺激になりました。英語をさらに勉強して、将来移住するという夢を叶えたいと思います。