今年のUQの留学に参加させてもらいました。海外旅行の経験はありますが、留学という形で海外へ行くことで新たな発見が出来ると考え、参加しました。
オーストラリアを選んだ理由は、参加する時期に暖かいこと、そして、沢山の国の人がいるため、様々な英語が聴けると考えたからです。実際に、英語はそれぞれの国で発音に大きく差があり、それが最初難解ではありました。ですが、日本にいると主にアメリカ英語ばかりを耳にするため、いい経験ができたと思います。また、日数を重ねるうちに癖や訛りも何となく理解できるようになり、理解できるようになる実感が強いのでモチベーションも上がりました。
オーストラリアで通った学校は日本人が多かったです。クラスには他に中国人、インドネシア人、サウジアラビア人がいて、お互い英語は完璧ではないのですが、その中で交流するのは楽しかったです。また、学校内のアクティビティや、飲食店も充実しているので、学校内も楽しめる要素が沢山あります。私は学校内のWasabiというクラブ活動に参加させてもらい、そこで日本語を勉強する現地の人に日本語を教える機会がありましたが、日本語を改めて聞かれると何気なく使っていた部分が多く、上手くこたえられない質問が多々ありました。
私のホームステイ先はニュージーランド出身のマザーとイギリス出身のファザーの家でした。純粋なオーストラリアの人がファミリーだという人は少なかったです。中にはファミリーはいい人だけど食文化が違いすぎて苦労してる人も何人かいました。
学校は平日の午前中か午後のどちらかだけです。私達は午前中の授業で、午後と休日はフリーでした。そのため、ブリスベンの街を満喫することが出来ました。映画館や、プール、ショッピング街など、大きい都市なので楽しめる場所が沢山あます。海外なので日本で遊ぶより気をつける部分はありますが、それを守れば非常に楽しいです。
私が現地で一番苦労したことは交通についてです。まず、バスは次の停車場所を教えてくれないので、自分で覚えておくか、マップを見ながら自分の降りる場所を見ておく必要があります。また、ホームステイ先にもよりますが、登校時間は朝早いことが多いです。私は6:50には家を出てました。
私を含め、一緒に研修に参加した福大生は、海外に行くのが初めての人や、いろんなことを親に任せてきていた人が多かったです。そのため、到着した空港で戸惑うことが多く、英語もよく聞き取ることが出来ずに不安でいっぱいでした。帰るころにはみんな慣れましたが、それまでは不安な気持ちになったことが多かったような気がします。
日本と比べて戸惑うところも多々ありましたが、何事もなく無事に帰ることができました。オーストラリアでは、道で迷っていたりしたら、声をかけてくれる優しい人がたくさん居る暖かい街でした。肝心の英語力が伸びたかという点については、4週間目あたりで、少しリスニングが上達するのと、英語を話すスピードがほんの少し早くなるくらいでしたが、もっと長く居て、もっと英語を使えるようになりたいと思いました。体験できた内容が非常に濃かったことと、他の国の人たちと交流したことで、影響を受けることが出来たので、参加してよかったと感じています。