2018年2月17日から3月24日まで、ブリスベンに滞在しました。5週間毎日がとても楽しく、あっという間でした。留学のきっかけは、大学生のうちに一度は海外に行ってみたいと思い、説明会に参加し興味を持ったことです。
初日に行われたテストで振り分けられたクラスで5週間授業を受けました。私のクラスは18人中14人が日本人で、他の4人は中国、韓国、インドネシア、イランから来ていました。担任の先生は2人おり、月火金にスピーキングとグラマー、水木にライティングとリーディングを学びました。
授業は全て英語で行われ、座学はもちろんのこと、ゲームをしたり、ディスカッションをしたりしました。毎日違ったメンバーで班を組み、わからないところはお互いに教えあうという形で授業を受けていました。もちろん母国語は使えないので、自分の意見を英語で表現するのに苦戦することは何度もありました。また、ペアになって大学の学生に自分たちで考えた質問をしに出掛けたり、週に1回、他のクラスの人と英語で各自のクラスで出されたテーマについて話し合う時間がありました。そのため、飽きることなく、楽しみながら英語を学ぶことができ、習ったことが頭に残りやすかったです。
私のホームステイから学校までバスを乗り継いで1時間ほどかかりました(かなりかかった方です)。授業は8時15分から始まるので、毎日7時前のバスに乗っていました。しかし、毎日通うのが楽しみだったので、そこまで苦にはなりませんでした。また、学校にはご飯を食べるところがたくさんあり、メニューも豊富でしたが、物価が高いので途中からは家で作ったサンドウィッチを持参していました。
私のホームステイ先には、夫婦とその娘2人(20歳、18歳)、日本人とアルゼンチン人の留学生がいました。2人の留学生はどちらも違う大学でしたが、日本人の留学生とはショッピングに出掛けたり、時間が合う時はcityで待ち合わせて一緒に帰ったりしていました。
私のホストファミリーは忙しく、一緒にどこかへ出掛けるということはありませんでした。しかし、家で会った時は必ず話しかけてくれ、学校であったことなど本当の両親のように聞いてくれました。主に、夕食を食べたり一緒に映画を観たりして交流しました。また、ホストシスターはとても優しく、様々な場面で相談に乗ってくれたり、課題にアドバイスをくれたりしました。
授業がない日は外出し、放課後は家に直帰することのないようにしていました。中でもゴールドコーストに行ったのは良い思い出です。友達と2人でホステルに滞在したのですが、ブラジル人の男子留学生2人と同室でした。日本では知らない男女が同じ部屋に泊まることがまずないので、驚きました。
クラスの人とBBQをしたり、ストーリーブリッジに登ったり、ムービーワールドに行ったり、先生におすすめされたブラウニーを探しに出掛けたりと、毎日とても充実していました。また、大学内にバーがあり、昼から開いていたので、学校終わりにお酒を飲むこともありました。心残りといえば、ローンパインを訪れた時に、コアラを抱っこして写真を撮ることができなかったことです。朝早くに着いたのですが、その日はたまたま日本人の団体がたくさん来ていて、コアラを抱っこするためのチケットが売り切れてしまっていました。
▲ストーリーブリッジ
wifiは現地で購入した方が安いと聞いていたので、日本からは持って行きませんでした。ブリスベンに到着した次の日、友達とcityで待ち合わせをしたのですが、インターネットが使えなかったので到着するまでとても不安でした。それに加え、日本のバスのように次に停まるバス停名をアナウンスしてくれないので、何度か違うバス停で降りてしまうこともありました。
海外で5週間過ごしていて、自分の英語力の無さに悔しくなることが多々ありました。どうして事前にもっと勉強しておかなかったのだろうと後悔しました。しかし、それと同時に、授業で習ったことを実践する機会がたくさんあるので、成長も実感できました。言語を学べば、コミュニケーションの道具が増えます。今回の留学で、もっと英語を話せるようになりたいと強く思うようになりました。また、オーストラリアはとても住みやすい国だと改めて実感しました。現地の人は優しく、フレンドリーで、困ったことがあると親身になって相談に乗ってくれます。ぜひ、一生のうちでもう一度訪れてみたいです。