現在、韓国外国語大学に留学をしています。2月の後半から韓国に来て、3ヶ月が過ぎました。私は、福島大学で朝鮮韓国語中級を履修し終えてから韓国に来ましたが、1年間授業を取っていない間に曖昧になってしまった部分などがあり、振り分けテストでは面接官の先生に1級からやった方が良いと言われ、1級から始めることになりました。
クラスは女子10人、男子1人で、さまざまな国から来た学生と共に学んでいます。韓国語より英語が出来るクラスメートに囲まれていたので、授業では韓国語、休み時間は英語が飛び交っている状態でした。私は、英語がそれほど出来るわけではありません。しかし、この1級のクラスで過ごして、韓国語も英語も聞く機会が増えました。留学先を決めるとき、韓・英どちらも上達できるかもしれないと思い、この大学を選んだので、思ったとおりの良い環境であると思っています。
実際は頭で文法を考えてしまいがちで、言葉に出すまでに時間がかかり、英語の上達にはまだまだです。しかし、時間をかけて考えることをやめ、とりあえず話してみることが大事だとこの3ヶ月で思いました。私の英語力を見兼ねたクラスメートが、私と話す時は「英語で喋ってみて、練習だよ」とて言ってくれます。こうした友達が出来たことが、非常にありがたいです。
語学堂の授業は月～金曜日で、毎日9時～13時です。授業は10週間、5週目には中間テストがあり、そこからあっという間に期末テストが来てしまいました。この10週間は非常に濃く、分からなかった単語は600個以上もあり苦労しましたが、私のクラスはイベントが好きで、誕生日や先生の日をお祝いしたりと、楽しいことも多かったです。
▲5/15は先生の日。みんなでお祝いしました。
韓国外国語大学の語学堂には文化EXPOというものがあります。これは、いろんな国の紹介をする文化祭の様なものです。今回、日本のブースではお好み焼きを作り、ステージではダンスを踊りました。私は、文化EXPOでダンスを踊るチームに入り、ソーラン節を踊りました。日本チームは盆踊り、ソーラン節、バブリーダンスのメドレーを行い、見事優勝をしました。いろんな国の料理を食べたりダンスや歌謡を楽しみました。このように、学校の行事で色んな文化に触れられることも韓国外国語大学の良い点です。
▲優勝した後の集合写真
私は、韓国外国語大学で語学堂以外の授業を履修していません。そのため、授業が終わった後はフリーの時間になっています。その時間で、友達とご飯を食べたり、カフェに行ったり、勉強をしたりしています。
韓国のご飯は美味しく、日本より安いです。また、おかずが沢山付いてきて、野菜を自然に摂ることが出来ています。私はこちらに来てからチキンが好きになりました。日本にいる時は食べたいと思う事はなかったのですが、今では3日に1回は食べたくなってしまう程です。
休日には友達と観光に行き、様々な韓国を発見しています。長期休暇に入ってすぐ、クラスメート達とチェジュ島に行ってきました。英語でルールを説明してもらって、初めてのトランプゲームをやったり、英語と韓国語が混ざったストーリーの人狼をやったり、このメンバーならではのことがたくさん出来ました。
長い休みだからこそ、クラスメートと会って韓国語を話すように心がけています。言語は常に聞いたり話したりしないと、あっという間に廃れていってしまう、と実感しているので、一人の時には電車や街の人々の声に、耳を傾ける意識を持つよう努力しています。
▲チェジュ島での集合写真
これから夏学期が始まりますが、新しいクラスメート、友達との出会いが今から楽しみです。ここまでの3ヶ月は、あっという間に過ぎてしまったので、これらからの10週間大切に過ごしていきたいと思います。留学初めの自分と変わったと感じるところは、韓国語を話す時に自信を持てるようになったことです。おそるおそる喋ることが無くなってきました。今後更に自信を付けて、生活に支障がないくらいの韓国語力を身に付け、まだ発見してない韓国の魅力を探していきたいと考えています。
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