私は、8月3日から8月19日まで韓国中央大学校でのサマープログラムに参加した。
私は韓国語を学んだことはない。韓国の文化が特別好きということもない。では、なぜ参加したかというと、海外に行って英語の勉強をし、海外の人と関わってみたいと思ったからだ。また、私は初めての海外だったので、アジア圏内が良いと考え、夏休みに開催されるプログラムを見て、このプログラムに参加した。
韓国での授業は、MajorAとMajor Bに分れていた。
MajorAは、基礎クラスと応用クラスに分れており、そのクラスもAとBに分れていた。私は基礎クラスのBクラスに所属していた。授業内容は、テキストを買い、英語で韓国を学び、最後はテストが実施された。先生は、とても優しかったので、楽しく韓国語を学ぶことが出来た。また、クラスは、中国人を中心としてアジア圏の人たちが多かった。
MajorBは、英語で韓国の文化や経済を学んだ。専門の先生が様々なお話をしてくれた。だが、自分の英語力がないせいで、聞き取れない部分もあり、残念に思った。この授業は大教室で行なわれ、いろいろな国の人たちと学んだ。最後に1500wordのレポートがあった。私にとって初めての英語のレポートだったので、どう書いていいか悩んだ。また、グラム(グループ)ごとに動画作成という課題があり、グループのメンバーで韓国文化についての動画を作成した。
韓国では、韓国中央大学校の寮に入った。部屋は、2人で1つの部屋だった。私のルームメイトは、ベトナムの方だった。会話は、全部英語で行なったが、聞き取ることは出来ても、何と返せばいいのかわからず、自分の英語の会話力のなさにがっかりした。そのため、もっと英語でスムーズに会話できるようになりたいという思いが強くなり、英語を勉強するモチベーションアップにつながった。
授業は16時前に終わるので、放課後や予定のない休日には、明洞などソウルの街に遊びに行った。私は、韓国の服やコスメの安さに驚いた。服は1000円あれば、トップスやボトムからワンピースまで買える。私は、時々、金銭感覚がおかしくなりそうになった。一番驚いたのは公共交通機関の安さだ。250円があれば、学校から明洞まで行って帰れる。また、バスは一回10円という安さだ。また、韓国料理は、辛いものもあるが、辛くないものもあり、どれも美味しかった。
カルチャーイベントでは、パンムンジョム、NANTA鑑賞、ソウルタワー、ハンリバーのリバークルージング、1泊2日で平昌の方面、韓国国立博物館、ロッテワールドと個人旅行に行ったことが印象に残っている。特に、韓国と北朝鮮の共同警備区域は、ニュースでよく見るところで、韓国の軍人さんは、マネキンのように動かないし、日本では絶対に見られない光景だと思った。
私はこのサマープログラムに参加して本当に良かったと思っている。いろいろな国の人と関われたし、こんなにも充実した期間は初めてだった。国が違えば、文化は違うし、韓国の物価が安いと感じるか、高いと感じるかは国によって違うことも学べた。この期間は、自分にとって世界を知る大きなきっかけになった。