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留学体験記

【韓国】3ヶ月を過ごしてみて

【派遣先】培材大学 【留学期間】2019年9月~2020年7月
人間発達文化学類 M.Rさん

 韓国大田市にある培材大学に留学して、もうすぐ3ヶ月になります。この3ヶ月で感じたことや、培材大学について紹介していきたいと思います。



授業について

 培材大学では、交換留学生は語学堂だけではなく学部の授業を受けることができます。はじめにレベルテストをするのですが、TOPIK3級以上を持っていたり、語学堂の人数が多かったりする場合は学部の授業を受けることになるようです。交換留学生がとれるのは主に留学生用の教養の授業です。
 そのほかに専攻の授業が取りたい場合は対外協力所の方に手伝ってもらって申請するのがいいと思います。私は教養の授業のほかに英語を履修して、専攻の授業を聴講させていただきました。
 授業内容は韓国語の少し長い文章を読んで問題を解くという形が主で、テストは中間と期末の二回です。わからない単語を調べていったり、宿題がでたらそれをやっていったりと大きな課題が出ることはほとんどありませんでした。授業は主に午後1時からが多かったです。

大学について

 対外協力所という部署があり、各国の留学生のお世話をしてくれる方がいるので、分からないことがあれば安心して相談することができ、留学生へのサポートが手厚いです。
 考えていたより日本人が多く、同じ時期に来た日本人の子と仲良くなったり、同じ部屋の子とも仲良くなり、そこで交友関係を広げられるのも1つの良さだと感じました。
 学校の中でとてもきれいな紅葉を見ることができます。また、寮が正門から離れたところにあるので良い運動になっています。



寮生活について

 私の住んでいる部屋には、日本人が多く毎日部屋でも賑やかに楽しく生活しています。とても仲が良く、一緒にペダルをしてご飯を食べたり、部屋の子の誕生日が来るたびにみんなで誕生日会をしたりします。
 寮の門は朝の5時に開いて12時に閉まります。門限は夜の12時で、11時以降は外に出ることはできません。外泊するときは外泊申請をしなければいけなく、もし忘れてしまった場合は5点ひかれます。30点ひかれるとペナルティを受けなければいけません。
 私が住んでいるPA館には、普段冷蔵庫はありませんが冬になるとベランダが天然冷蔵庫になります。冬になると床暖房がつくのですが、自分たちで調節することができないので、暑い部屋もあれば寒い部屋もあり、暑い部屋は汗をかくため、半袖半ズボンでも大丈夫です。

▲天然冷蔵庫



食生活について

 自分で調理することはできないに等しいので、電子レンジを使ってインスタントを食べることが主になってしまいます。そのため、ペダルをよくします。そして、学校の正門にも裏門にも飲食店が多いため、私は主に外に出て食べています。

▲つい最近できたプデチゲのお店。

▲チヂミが食べ放題のお店です。



旅行について

 大田は韓国の中心にあるため、ソウルにはktxで約一時間バスで約二時間、釜山にはktxで約一時間半バスで約三時間です。バスは道路の混み具合でもっと早く着くことが多いです。私はソウルと釜山と大邱に行きました。大学からktx乗り場のある大田駅までが少し遠いですが、あまり気になりませんでした。



交友関係について

 サークルで知り合った別の国の友達とカラオケに行ったり、お酒を飲んだりして遊んでいます。そのサークルには韓国人も多いので、韓国人の知り合いはサークルにはいるとできやすいと思います。また、日本語を教えたり、反対に英語を教わったりすることもあるため、とても勉強になります。

▲友達の誕生会

▲サークル後にみんなで飲みに行った時の写真



最後に

 あっという間に三ヶ月が過ぎて今学期は残り約一ヶ月になりました。周りの友達のおかげで毎日忙しく楽しく過ごすことができています。日常生活の中でたくさんの韓国語に触れて、自分で使う機会をたくさんつくって、残りの日々も過ごせていけたらと思います。私は留学に来て、やらないで後悔するよりもやって後悔したほうが本当に自分の力になることを身をもって感じることができました。これからもどんどん成長していけると感じています。