私が韓国での留学生活を始めてから早くも半年が過ぎました。12月の後半から学校自体は冬休みに入り、私の住むド田舎は人の少ないとても静かな街に変わりました。今回は、冬の語学堂とその間の生活についてお話したいと思います。
進級して2級に上がるとまた、初めて出会う国籍の方ばかりでした。今回は年齢も離れている方も数名いて、最初はコミュニケーションに戸惑いましたが、その国の文化に興味を持って話しかけることと、お菓子のシェアリングは距離を縮めるためにはおススメです。また、今回は私以外全員が一度2級での勉強をすでに受講していた人たちだったので、とても授業スピードが早く、毎日の予習・復習が本当に大切でした。授業方法や試験方法などは一級との違いはさほどなく、文法、読み、書き、リスニング、対話などを毎日2人の先生に教わります。
今まで日本で学生生活を過ごしてきたのと大きく違う部分を一つ感じました。それは韓国の旧正月文化です。今までの私であれば、クリスマス周辺からは授業は無く、自宅でのんびり過ごすかアルバイト三昧の年末でしたが、今回の年末は一味も二味も違いました。なぜなら、大晦日は中間発表試験、元旦だけ休日で三が日など存在せず、1月2日から授業が始まり、3日からは本格的に中間テストでした。地元の友人が帰郷し、忘年会や新年会へ招待してくれている(半分は試験期間の私を冷やかす文でしたが)メッセージを横目にテスト勉強に励んだ正月は初めてでした(涙)
冬学期・夏学期の語学堂は交換留学生に関わりなくHUFSの方針上すべて自費になるので要検討する必要があると思います。また、今回は特殊ではありますがコロナ19の影響により、一週間の休校、休校後の午後授業の措置もありました。また、私のクラスではありませんが、旧正月で一度自国に帰った学生を二週間の出席停止にするなどの措置もありました。多国籍の人々が集まるからこそ、こういった世界的に流行中の病に関して注意し、迅速な対応だったと思います。
▲今回は文化体験で観光客に人気CHEFの公演を見てきました!
冬休み中のため、もともと学生で賑わっていた私の住む外国語大学の周辺のお店は閉まっていることが多くなりました。学食やカフェ、大学内にあるハンバーガーショップなどの軽食店も早く閉まってしまいます。そのためコンビニや大学構内を出て、開いている店を探して食事をすることが多々ありました。どうしても学校の周辺で遊んだりするところが少なく授業後にソウルに遊びに行くにも時間が足りないので、少し物足りないが、週末にソウルの市場で食べ歩きやスケート、ショッピング、映画をみたりして過ごす時間はとても楽しいです。
旧正月はお店も閉まっているところがとても多く、観光地以外はほとんどやっていないと聞き、ソウルの観光地に行ったのですが、南大門市場、高速ターミナルのショッピング街はほとんどのお店が開店していませんでした。とくに中日が一番大事な日のようで、どこもやっていませんでした...韓国に来たら、旧正月や秋夕は過ごし方をしっかり考えなければなりませんね...
冬学期中にTOPIKを初めて受けました。申請が本当に大事で早め早めに行動しなければ本当に時間がかかりますし、自分の一番都合のつく会場で受けることができません。私は大学から一時間くらいのところにある江南大学で受験しましたが、定員も多く、田舎のため埋まるまでの時間に余裕があったので楽に申請できました。
▲ソウル市庁の広場ではスケートリンクが設置されます。
1時間100円でできるのでとってもお得でとても楽しいです!
韓国での留学生活も残りわずかとなりました。最近はコロナ19の影響のため外出を控えたり、人込みを避けたりして行動しています。韓国でしかできないこと、大学生の今だからできることを実行するとともに、4年生に進級するので、就活や卒論などの今後の自分のことについても考えを深めていかなければならないと感じています。やり残すことのないような留学生活にしていきたいです!