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留学体験記

【台湾】台湾留学中間報告書

【派遣先】文藻外語大学 【派遣期間】2022年9月~2023年1月
行政政策学類 M.Tさん


現在私は台湾・高雄市にある文藻外語大学に留学しています。高雄市は台湾の南部に位置する都市で、12月でも最高気温27度の日があるほど温暖な気候です。

文藻外語大学は台湾で唯一の外国語大学で、英語・日本語・ドイツ語・フランス語などの学科があり、留学生も多く国際色豊かな学校です。

9月、台湾北部にある桃園国際空港に無事到着しましたが、コロナウイルスの影響により入国の際の手続きが多く大変苦労しました。到着当時台湾では、入国した外国人に対して約一週間の隔離が義務づけられていたため空港から防疫タクシーに乗って高雄の隔離ホテルに向かいました。

隔離が終わったあと、大学でバディと待ち合わせをして早速キャンパス内にある寮の入寮手続きを行いました。大学の寮は基本4人一部屋で、ベッド・棚・学習机・クローゼットが一人一つずつ、トイレ・シャワー・洗面台は一部屋に一つずつです。私の部屋のルームメイトは全員台湾人なので、授業以外でも毎日中国語に触れることができています。

大学周辺には飲食店やコンビニなどお店がたくさんあります。特に飲み物屋さんが非常に多いのが台湾の特色だと思います。タピオカはもちろん、様々な味の紅茶やフルーツジュースが日本より安く楽しめます。お店によっては日本人だとわかると帰り際に「ありがとう」と言ってくれるところもあり、とても嬉しかったです。中国語がうまく話せなかったり聞き取れなかったりしても、店員さんが英語を使ってくれたりゆっくり説明してくれたりするお店が多いので、失敗を恐れずに挑戦しながら注文時の言葉を覚えるのが一番良いと思います。

私の中国語のクラスは日本人が7人、フランス人が4人の計11人です。授業内では中国語、英語、フランス語、日本語の4カ国語が飛び交い、先生に中国語を話すよう注意されるなど賑やかなクラスです。教科書の内容をベースにしつつも、中国語で討論する時間があるので、それが自分の伝えたいことをどのくらい話せているのかの指標になっていると思います。

外国語大学であるため留学生が多く、台湾人学生だけでなく様々な国から来ている学生と関わることができます。独学で日本語を勉強しているフィリピンの学生や日本のサブカルチャーに詳しいフランスの学生がいたりして、日本に興味を持ってくれることが嬉しいのと同時に私も彼らの国の文化や言語を学びたいという気持ちになりました。

言語以外にも文化の違いなどたくさんのことを学ぶことができていて、異なる環境に飛び込むことの重要性を日々感じています。留学生活も残り少なくなってきましたが、後悔のないように過ごしていきたいと思います。

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▲美麗島駅

▲学校のクリスマスツリー
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▲窓から見た学校の景色
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▲台湾スイーツ・豆花