福島大学トップ福島大学の国際交流留学体験記 > 【ドイツ】留学レポート

留学体験記

【ドイツ】留学レポート

【派遣先】ルードヴィヒスハーフェン経済大学 【派遣期間】2022年9月~派遣中 
経済経営学類 K.Kさん


 私はドイツのルードヴィヒスハーフェン経済大学に現在交換留学をしています。前回に引き続き、状況をお伝えします。

  • アップデート

 まず前回からの大きな出来事としては、ビザを取得することができました。手元に届いたのが2月の中旬だったため、結局入国した日から合計で丸5か月かかりました。

 取得してからすぐに銀行口座を開設しましたが、ドイツの現地の保険に入る予定の人はなるべくドイツの銀行のネットバンク(特にN26)で口座開設することをおすすめします。私自身AOKという大学側が手配したドイツの健康保険に加入しており、毎月保険料を支払わなければならないのですが、ドイツ以外の口座で開くと口座引き落としの登録が簡単にできなくなるためです。加えて、ドイツ国内での引き下ろしに手数料がかからないというメリットもあります。

 私の場合、諸事情でN26からリジェクトされる事態に陥ったため、Revolutという別のネットバンクで口座開設しましたが、Revolutはリトアニアの銀行のため現金を引き下ろすたびに手数料がかかります。N26であれば口座開設の際ビザが必要なく、別途料金のフィジカルカードを作らなくてもAldiなどのスーパーマーケットのレジで手数料無しで現金を引き出せるため、ドイツ国内で利用するのであればおすすめです。銀行に直接口座開設に行くと基本的に長い時間がかかるために、実際、私の周りは全員がネットバンクを利用しています。

 続いては食費に関して。現地の物価は地方都市ということもあり、福島にいるときと差が無い印象です。ビールに関しては日本よりも安く買うことができます(水より安いビールもあります)。学食を使うという手もありますが、1食€3.50と安くなく、クオリティに関してもあまりおすすめはできません。

 加えてドイツに限らず西ヨーロッパ(おそらく北米も)は外食が異常に高いです。感覚的には日本の2~3倍はかかります。そのため私自身は毎日パスタなどを自炊してしのいでいます。ドイツは地理的にイタリアに近いため、イタリアからの直輸入品が簡単に手に入ります。そのためパスタも様々な種類のものを比較的安価で作ることができます。また、たまにはアジアンマーケットでインスタントラーメンや日本のカレールーを買ったりもしています。


  • 近況

 ついにビザを手に入れ、口座開設をして閉鎖口座をアクティベートし、念願だったイタリアに10日ほど旅行に行きました。最初の数日間は前セメスターで仲良くなったイタリア人の友達の町に行き、彼の実家に泊まらせてもらいました。彼の家族や友達たちには本当によくしてもらいました。ペスカーラ・ローマ・ボローニャ・ミラノと4都市を回り、様々な人たちと出会い、今後も忘れられないような経験ができたと思います。

▲留学先で知り合ったイタリア人の友達とトレヴィの泉の前で

▲ミラノ ドゥオーモ
ホステルで知り合ったペルー人と.jpg
▲ホステルで知り合ったペルー人と
ペスカーラ.jpg
▲ペスカーラ
バチカン サン・ピエトロ大聖堂の前で.jpg
▲バチカン サン・ピエトロ大聖堂の前で