私は、8月1日から8月18日までの約3週間、CAU Summer Program 2023に参加しました。大学1年生から韓国語を勉強してきて、自分の実力がどの程度なのかを知りたい、また、韓国の文化をもっと学びたいと思い参加しました。
事前にCAUからのメールで希望するレベルのクラスを選択することができました。初級・中級・高級があり、私は中級を選択しました。授業はすべて韓国語で行われ、実際の買い物や飲食店で使えるフレーズなどを会話形式で学習しました。また、活用変則などの理解しきれていなかったものも、分かりやすく教えてくださり、理解することができました。私のクラスは25名程いましたが、全員日本人だったため、授業中は日本語禁止令が出され、授業中の友達との会話は基本的に韓国語を使用していました。初めは正しく話さなきゃと思い、言いたいことが言えずもどかしかったのですが、正しくなくてもとりあえず発すること、韓国語を使うことが大事だということを先生から教えてもらい、楽しく会話していくことで次第に言いたいことが言えるようになりました。授業の最終試験として、vlogを作成しました。これにより、日常生活でも積極的に韓国語を使うようになり、韓国語で会話することが楽しくなりました。
今回のプログラムでは、ソウルタワー見学、韓服を着て景福宮観光、KPOPダンス体験、韓国の経済発展についてのお話、ロッテワールドなど、さまざまな文化体験を行うことができました。特に私が記憶に残っていることは景福宮です。韓国伝統の韓服は、自分で好きな色を選び、着付けをしていただいてから景福宮に向かいました。私は韓国語特設の授業で一度韓服を着たことがありましたが、その時とはまた違った気持ちで、現地で実際に着て景福宮に行くことができて嬉しかったです。また、KPOPダンス体験は、時間が少なかったため15分程で振り入れをしてグループごとに発表しました。ダンス未経験だったため、ついていくことがやっとでしたが、先生も周りの人たちもみんなで盛り上げてくれたのでとても楽しかったです。
▲My Buddies
▲景福宮
▲ロッテワールド(左)、ソウルタワー(中央) 、KPOPダンス体験(右)
韓国料理は辛いというイメージで韓国に行きましたが、辛いものばかりではなくおいしいものがたくさんありました。現地の辛い食べ物は日本とは違った辛さで驚きました。最終日の夜にサムギョプサルを食べましたが、お店の店員さんが食べ方を教えてくれたり、수정과という生姜とシナモンのお茶をくれたりと、とても親切にしてくださいました。また、店員さんと普通に韓国語で会話できて、「韓国語上手だね」と言われたことも嬉しかったし、自信になりました。
寮は二人部屋でルームメイトは日本人でした。今回のプログラムは七割が日本人でもっと外国人が多いと思っていたので驚きました。寮には、洗濯機と乾燥機が備え付けられていて、夜遅くまで自由に使用することができました。学校内には、学食が二カ所あり、学食の場所を探すだけで一週間かかりました。そのため、学食を食べたのはほんの数回ほどでした。授業以外の時間はすべて自由時間で放課後や土日に市内を散策しました。また、韓国のトイレは詰まりやすいと聞いていましたが、実際に三週間で五回も詰まらせました。日本の配管は素晴らしいと思いました。大学構内に本屋もあり、そこで中央大学出版の韓国語学習教材も買うことができました。
▲学食
▲Buddyのオンニたちとパーティー
3週間という短い期間でしたが、実際に韓国の文化に触れ、日本と韓国の文化の違いや人間性の違いを感じることができました。また、この研修をきっかけに、さらに韓国語の勉強を頑張りたいという気持ちが大きくなりました。今後は、TOPIKやスピーチコンテストも視野に入れながら、学習していきたいです。