まず私が留学を考えた理由は、語学力向上と海外で生活することで自己成長をしたかったからです。長期の語学留学を考えていたのでその前に短期の語学留学をしたいと思っていました。最初は近場への留学を検討していましたが、このプログラムの存在を知り、交流センターのサポートを受けながらオーストラリアの名門大学へ留学できるということでこのプログラムに申し込むことを決めました。給付型の奨学金がもらえることも大きかったです。
留学プログラムは5週間で平日の午前8時15分から12時45分まで授業を行います。授業は英語の授業を行いますが、日本の英語の授業よりも会話の機会が多かったです。毎週木曜日はビジネス英語かIELTSのクラスに分かれます。そして最終週はテストがありました。クラスは日本人や中国人、韓国人が多かったです。大学ではサークル活動にも参加できます。クラスは日本人が多いので、サークル活動に参加することで現地の大学生と関わる機会を積極的に作りました。また大学にはたくさんのカフェやバスケットコートなどがあります。カフェは朝から空いているので、授業前にカフェに行くのが好きでした。
放課後はサークルに参加したり、友達とブリスベンのシティーへ行くことが多かったです。シティーへはフェリーで行くこともできます。フェリーは通学定期で乗ることができ、眺めもとてもきれいでした。
ホームステイは行くまでとても緊張していましたがとても優しくフレンドリーな家族でした。私のホームステイ先にはもう一人日本人の留学生もいたので一緒にテニスをしたり、週末はホームファミリーにゴールドコーストへ連れて行ってもらいサーフィンを体験しました。ホームステイは旅行では経験できないリアルな生活を送れるのでとてもよかったです。ホームステイ先は留学生の受け入れに慣れているので大学までの行き方などもサポートしてくれました。
最初は5週間もやっていけるのかとても不安でした。また留学へ行く前はほとんど英会話をしたことがなく現地でコミュニケーションを取れるかも不安でした。しかし大学はレベル別にクラス分けをされるので自分にあったレベルの授業やクラスメートがいるので安心して授業を受けることができました。福島大学の生徒がいることも心強かったです。友達もたくさん作ることができ、5週間はあっという間に過ぎてしまいました。帰国してきた今も現地でできた友達と連絡を取っています。
もう一つ困ったことは物価の高さです。外食や買い物をしていたらクレジットカードの上限に達してしまったので、上限を上げておけばよかったと思いました。途中からはお昼ご飯をなるべく持参し、飲み物もボトルを購入し持ち歩くようにしました。
今回の留学で英語力が飛躍的に上がったとは思いませんが、英語を話せるという自信、英語を勉強したいというモチベーションに繋がりました。また短い期間ですが海外で生活を新しい出会いや経験をしたことで知見が広がったと思います。留学を経験して、将来英語を使った仕事や海外で働いてみたいと思うようになりました。
▲クラスの集合写真
▲ブリスベンの街