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留学体験記

【オーストラリア】オーストラリア・クイーンズランド大学 短期語学研修レポート

【派遣先】クイーンズランド大学【派遣期間】2023年8月~9月
経済経営学類
 K.Rさん

学校生活について


 月~金の週5日間、クイーンズランド大学で英語学習を行った。授業は午前中に行われ、8人の日本人、1人のブラジル人、2人の中国人の留学生とともに学習した。5週間の生活を通して交友関係が広がり、私にとって初めての外国人の友人ができた。下の写真は同じクラスの学生と撮ったものである。
放課後にはいくつかのアクティビティに参加し、その活動で知り合ったベトナム人の学生にシティのおすすめのカフェやレストランを紹介してもらうこともあった。
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私生活


 放課後や土日の自由時間は主に観光に使っていた。放課後はブリスベンシティでフィッシュアンドチップスやステーキをランチに食べたりお土産を買ったりした。学校からシティまではバスで20分ほどだったので、気軽に行くことができた。土日は電車やフェリーを使って観光地へ出向くことが多かった。オーストラリアは自然が豊かなので、ゴールドコーストやモートン島へ行ってサーフィン、シュノーケリングを体験したり、山に登って夜景や街並みをみたりした。右の写真はモートン島のビーチの様子である。多くの観光客・現地の人が水着でビーチバレーや日光浴を楽しんでいた。さらに9月2日にはブリスベンで大きな花火の祭りがあり、友人と川沿いに座って鑑賞した。
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ホストファミリーとの生活


 私のホストファミリーは6人家族で、両親と3・4・5・6 歳の小さな子どもがいるとても賑やかな家庭だった。ホームステイ初日に市場に連れて行ってくれたり、コアラが抱っこできる保護施設へ一緒に行ったり日本へのお土産をわざわざ買ってきてくれたりなど、本当に親切なファミリーで今でもすごく感謝している。初めての海外生活で最初は会話に苦労したが、ホストマザーがアジア系の家庭出身であったこともあってていねいにくみ取ってくれた。5週間という短い間でオーストラリアを最大限楽しんでもらいたい、という気持ちが感じられたこと、ゲストとして扱ってもらったことがとても嬉しかった。右の写真がホストファミリーである。家での生活については、「家族の一員」として過ごすという感覚が強かった。私は夕食のみの食事を選択したが、朝は自由にキッチンのスナックやフルーツを使うことを許されていた。ホストマザーがケーキを作ってくれて、学校へもっていっていいよと言われることもあった。夕食は基本的にみんなで食べるが、私の帰りが遅いと残しておいてくれることもあった。私専用の部屋にはベッド・TV・デスクに加えてシャワールーム・洗面台がついていて、快適に過ごすことができた。

大変だったこと


 私がオーストラリアの生活で大変だったと思うことは、食事と物価である。まず食事について、ブリスベンは美味しい食べ物ばかりで韓国や日本料理のレストランもあるが、外食ばかりだと野菜をとることが難しかった。基本的に揚げ物や濃い味のものばかりなので重たく感じ、ごはんやみそ汁、卵焼き、焼き魚などの普通の日本食が恋しかった。さらに食費がとても高く、学食も安くはないのでランチで一回の食事に2000円以上かかることが普通であった。特に水は日本の2・3倍の値段がするので、とても驚いた。