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留学体験記

【オーストラリア】留学レポート

【派遣先】クイーンズランド大学【派遣期間】2023年8月~9月
経済経営学類
 M.Mさん



私は820日~922日の約5週間、オーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド大学での短期語学プログラムに参加しました。
このプログラムに参加した目的は、自分の英語力を試すこと、語学力の向上、様々な文化や価値観に触れて視野を広げることでした。
このレポートでは、現地での学校生活やホームステイ先での生活などについて述べたいと思います。留学を考えている方々の参考になれば嬉しいです。

学校生活


 私のクラスは、日本人10人、中国人2人の計12人でした。授業は815分〜1015分、1045分〜1245分の2コマ構成になっていて、間に30分のブレイクタイムがありました。1コマ2時間と聞くととても長く感じますが、意外とあっという間でした。大学まではバスで40分ほどかかるので、720分に家を出るという生活をしていました。

授業では比較的アカデミックな英語を学ぶ機会が多く、グループごとでディスカッションをする機会も多くありました。Writingの授業では、IELTSやTOEFLで得点に結びつくストラテジーを中心に学びました。類義語を使って言い換える練習もとても役に立ちました。全体的に、授業の内容をアウトプットする機会が多く設けられていたので、学んだことが身につきやすかったと思います。
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放課後


 午後はフリーなので、シティを散策したり、クラブアクティビティに参加したり、クラスメイトと遊んだりしました。

特にクラブアクティビティでは、語学学校の学生よりも学部生が多いので、様々な国籍の学生と交流することができました。語学学校はどうしても日本の夏休み期間ということもあり日本人が多いので、クラブに参加することでとても有意義な時間を過ごすことができました。

ホームステイ


 私のホストファミリーの家族構成は、ベトナム人のファザー、台湾人のマザー、3歳と2歳の息子でした。また、日本から来ていた他大学の学生も滞在していました。

 週末には、マーケットや、ビーチ、動物園、サッカーゲームなど、様々なところに連れて行ってくれました。夕食は基本的に、ファミリーと一緒に食べるので、夕食を食べながら色々な話をしました。オーストラリアの働き方や週末の過ごし方について話したり、日本食を一緒に作って食べたりしました。

 最初はとても不安でしたが、何とかなります。最初はなかなか聞き取れなくても、徐々に耳が慣れてくるので、失敗を恐れず積極的に話そうとすることでスピーキングのスキルもアップしました。私の場合は、ホストファミリーと過ごしたことが一番英語力(特に会話力)の向上につながったと思います。
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その他


 バスは基本手を上げないと止まってくれません。また、乗車中、次のバス停の表示やアナウンスがないので、Googleマップなどで確認しながら降車ボタンを押す必要があります。これが慣れるまでは少し大変でした。

 ブリスベン到着当初はまだ冬だったので結構寒かったです。アウターが必須でした。しかし、日中は20度後半まで気温が上昇するので、寒暖差が激しかったです。

 ブリスベンの街全体の雰囲気としては、人と人との距離感が近くて、アットホームな街でした。困っている人を見つけたら知らない人でもすぐに駆けつけたり、知らない人同士でも気さくに話したりしている様子を何度も見かけました。そして、とてものんびりした雰囲気です。週末には家族で公園やビーチにいって本を読んだり、家族で過ごしたり、音楽を奏でたりしている姿がとても素敵で印象的でした。
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最後に


 振り返ってみると、この留学に挑戦して本当によかったなと思います。語学力の向上はもちろんですが、ブリスベンでの生活は日本とは異なることも多く、とても刺激的な毎日でした。そしてこの留学を通して沢山のかけがえのない出会いができました。留学を通して達成したい目標がある人にとっては、必ず有意義なものになると思います。