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留学体験記

【アメリカ】交換留学後半 サバイバルレポート

【派遣先】オザークス大学【派遣期間】2023年8月~
人間発達文化学類
 S.Kさん


 私は2023年の8月からアメリカアーカンソー州のオザークス大学で交換留学をしています。メキシコで1か月間の冬休み(12/17~1/17)を満喫し、現在は2023秋のセメスターの真ん中あたりにいます。前回留学レポートを書いた時と比べると、今はだいぶアメリカでの大学生活に慣れてきたと感じているので、どのように変化したか等も踏まえながら今回のレポートを書いていこうと思います。

大学生活について

【学習面】

 2024春のセメスターで私が履修している授業は、Literature and the Environment(英語)World Civilization (歴史)From Greek to Arabic Philosophy(哲学)Abnormal Psychology(心理学)の4つです。私は、福島大学で教員養成課程の授業を主に履修していたので、他のコースの授業を受けてみたいという好奇心と挑戦してみたいという思いから、心理学以外は今まで受けたことのないコースの授業を取ってみました。1~3回目までの授業では、未知のものに足を踏み入れたような気分で楽しんでいたのですが、それ以降は経験や既存知識の無さのせいで本当に苦労しました。特に哲学の授業は個人的に、日本語で授業を受けたとしてもしっかり理解できるのかというレベルで難しいこともあり、さらにそれに中間テストのレポート等が重なった時期は、本当にどうしたらいいかわからずつらい時期を過ごしました。(姉に電話して大泣きしたり友達に相談しまくったりしていました。)ですが、自分なりに授業を理解できる方法を見つけたり、とにかく根性で頑張ったりして何とか乗り越えることができたので、今ではいい思い出だと感じています。

▲図書館での勉強風景

▲今セメスターの全教科書



【生活面】

 2023秋のセメスターと比べて、今セメスターは授業や課題で遊ぶ時間がかなり少なくなりました。ですが、友達とキャンパス近くのコーヒーショップに行ったり、ドライブしたり等、充実した毎日を送っています。中でも私が最も変わったと思うことは、自分らしさを大切にした生活ができているということです。留学初期は友達をたくさん作ることや、より多くのイベント等に参加するのに必死で、自分が本当にしたいことや自分自身の性格を抑えて、日本にいた頃の自分ならあまりやらないことを優先していました。留学においてこの努力は経験を通してかなり大切だと思いますが、同時に疲れたり、自分らしさがわからなくなってしまうことが多かったです。今セメスターでは、友達をもっと増やすことよりも、すでにいる友達との距離を縮めたり、多くのイベント等に参加するよりも、自分が本当にやりたいことや、自分自身のその時の気持ちや意志を考慮したりするようになりました。そのため、今セメスターでは"留学生"というよりも一人の"学生"として毎日を過ごしているなと感じます。sk23.jpg
▲キャンパス近くのコーヒーショップ
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▲たまに行く池



【最後に】

 住み慣れた場所から離れて約6か月間生活すると、現地の生活に慣れるだけではなく、"自分に対する理解"が深まることに気付きました。もう少しで今セメスターも後半に突入します。また図書館に籠って勉強する生活が始まると思いますが、学習面と生活面の両方において、なるべく悔いのない状態で留学生活を追われるように毎日を大切に過ごしたいと思います。

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▲最近よく一緒にいる友達。
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▲全員国籍が違う友達。上からメキシコ、パナマ、アメリカ、日本、ホンジュラス、ベルギー、マレーシア。

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▲カフェテリアの食事。最近食生活に気を遣い始めた。

▲キャンパス外の風景。バレンタインのお菓子を買いに行ったときに撮った写真。
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▲キャンパス内の写真。学生が歩いている様子。
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▲メキシコ(カンクン)のビーチ。カンクンで年末年始を過ごした。
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▲メキシコ(タバスコ)の屋外レストランで食べたタコス。