私は2023年の8月からアメリカ・テキサス州ヒューストンのUniversity of St Thomasに交換留学をしていました。今回のレポートでは冬休み以降の生活と、この留学を通して学んだことなどを皆さんと共有したいと思います。
第2セメスターで私が受講していた授業のほとんどが課題と小テストの比率が高くオンラインでの期末テストだったので、より一層普段の授業に力を入れました。マーケティングの授業では企業の分析をして、その企業のターゲット層やプロモーションの改善点をプレゼンテーションにして発表しました。グループで集まってプレゼンを作成する時間をとることがあまりできずに大変でしたが、お互いにカバーし合って全3回のプレゼンテーションを成功させることができました。一年を通して素晴らしい友人や教授に支えられながら勉学に励むことができました。
第2セメスターでは、アルバイトをしていた大学の部署もかなり忙しくなりました。毎週1~2つのイベントを運営していたのですが、勤務先は国際関係ということもあり、ヒューストンに滞在している各国の大使や海外で活躍しているアメリカの外交官の経験をたくさん聞くことができました。留学資金の調達と、将来海外で働くことを見越して始めたアルバイトでしたが、想像以上に充実していて私の人生に大きなプラスとなりました。
ヒューストンでの最後の週末には、アルバイト先の上司がルイジアナ州に連れていってくれました。ルイジアナ州立大学やトゥーレーン大学など5つほど大学を見学したり、ニューオーリンズの街中を散策したりしました。なかでもニューオーリンズにあるフレンチクォーターでは路上でのパフォーマンスやレストランでのJazz演奏がすばらしかったです。また、カフェドュモンドというカフェでカフェオレとベニエを朝食に食べました。ニューオーリンズに行く機会があればぜひ行ってみてください。
▲ニューオーリンズの街並み
▲ルイジアナ州の役所。ヒューイ・ロングが暗殺された廊下がまだあります。
▲市役所の上司、同僚との写真
▲ルイジアナ州立大学内のシャキール・オニールの像。この横に大学のマスコットである生きた虎と1010万人が収容できる大学のアメフトスタジアムがありました。
ヒューストンは一度滞在したことがある都市でしたが、授業を受けたり自分の力だけで生き抜いたりすることは初めてだったので留学前は不安を抱えていました。実際に留学してから授業や日常生活、旅行などでたくさんの困難にぶつかりましたが友人や家族、教授の力を借りて乗り換えることができました。また、集団での生活が重要な日本で育った私にとって個人主義のアメリカで生活することは大変でしたが、本当の自分と向き合えてさらに成長することができました。留学が終わってしまい寂しいですが、自分が得た学びを今後の人生に活かすためにも何事も全力で取り組もうと思います。