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留学体験記

【アメリカ】オザークス大学留学体験記 9ヶ月目レポート

【派遣先】オザークス大学【派遣期間】2023年8月~2024年5月
食農学類
 G.Yさん

早いもので9ヶ月が経ち、日本に帰国する日が来ました。振り返ってみると、この9ヶ月間は本当に充実していて、楽しくて、学びが多かったです。出発前は不安だらけで、9ヶ月という長い期間をやり切れるかどうか自信がありませんでしたが、いざやり切ってみると、本当にあっという間で、もう1年くらい居たいと思うくらいでした。

このレポートでは、6ヶ月目から9ヶ月目にかけての私の経験と、全体を通して学んだことや感じたことを紹介していきます。

【春休み】

春休みは1週間ほどありました。半分くらいの生徒は旅行をしたり帰省をしたりしますが、私はルームメイトとキャンパス内で過ごしました。キャンパスの近くにあるタコス屋さんに行ったり、他の友達とキャンプをしたりもしました。オザークス大学の周辺は本当に自然が豊かで、綺麗な景色を楽しむ場所が多くあり、最高でした。キャンプ場は湖の近くにあり、テントをたてて焚き火をして、美しい景色と友達との時間を楽しみました。特に夕焼けと朝焼けが本当に美しかったです。
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▲春休みに行ったキャンプ場と友達が作ってくれたメキシコ料理


【ファイナル】

春休みが終わって二週間ほど後には期末テストが始まりました。私は後期に4クラスとっており、をのうち2つのクラスでテスト、1つのクラスでレポート、残りの1つのクラスではプレゼンテーションとテストがありました。テストの準備はもちろん大変だったのですが、レポートが1番時間がかかり大変でした。私のレポートは調べることが多く、得たい情報を探すのに時間がかかりました。幸いテストの日程やレポートの締切日はバラバラだったので、少し余裕を持って期末を乗り越えることができました。ファイナル後に、友達が交換留学生お別れ会を開いてくれました。サプライズで全く予想していなかったのでびっくりしましたが、とても嬉しかったです。手作りの留学プログラム終了認定証やメッセージカードも用意してくれて、一緒に泣いたり、思い出を語り合って笑いあったり、素敵な時間を過ごしました。留学を通してここまで素敵な友達に恵まれたことは本当に宝物です。
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【卒業式】

友人が卒業するので卒業式にも参加しました。卒業式は外で行われ、卒業生はガウンを着ていました。式の進行は日本とほぼ違いはありませんでしたが、式の様子がYoutubeで中継されていたり、学生の名前が呼ばれると歓声が起きたりと、日本の卒業式とは違った雰囲気で楽しかったです。式後に友達にも会って直接話ができました。お姉ちゃんのように優しくしてくれた友達なので、卒業を祝えて嬉しかったです。
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▲卒業式で友人と

【ヒューストン】

日本に帰国する最後の1週間はヒューストンにある友達の家に行きました。ヒューストンは多様性がより色濃く、さまざまな国のレストランやスーパーがありました。友達の家族もアラブ系の出身なので、アラブ料理を体験することができました。野菜が多く使われており、色鮮やかで、素材の味が生かされた料理が多くとても美味しかったです。朝は公園にランニングに行ったのですが、その公園もとても綺麗でした。ヒューストンに滞在している間にハリケーンも体験しました。雨と風がとても強く、停電も起きましたが、ハリケーンは30分ほどで過ぎ去り、翌朝には停電も復旧しました。かなり怖かったですが、なかなか無い経験ができました。停電の夜には、蝋燭を灯して友達家族とカードゲームをしました。ゲームにはほぼずっと負けていましたが、本当に貴重な良い時間でした。友達家族は本当に暖かく、優しかったです。日本のことを聞いてくれたり、文化や料理、宗教について教えてくれたり、充実した良い時間を過ごすことができました。

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▲ヒューストンで食べたアラブ料理の写真と滞在した友達家族

【留学を通して学んだこと】

9ヶ月の留学を通して、私はさまざまなことを学びました。特に、人との関わり方についてです。自分の思っていることや考えていることをしっかり言葉に出して伝えることの大切さを学びました。日本では、察する文化があるため、わざわざ言葉に出さなくても伝わることが多いです。しかしアメリカでは、言葉に出さないと全く伝わりません。自分の伝えたいことを言葉で伝えるられるようになるまで時間がかかりましたが、伝えられるようになったことで、すれ違うことなくコミュニケーションを取ることができるようになりました。自分の意見をはっきり言い、相手の意見もしっかり聞くことで、話し合いの妥協点を見つけやすくなりました。日本のように相手を思いやり察する文化も素敵ですが、言葉に出してはっきり伝える文化も素敵だと感じました。

また、困ったときに助けを求める大切さも学びました。留学中は言語の壁もあり、自分ではどうしようもできないような困った場面が多くありました。そこで、声を出し、人に頼ることで何度も助けてもらいました。

この経験を通してわかったことは、自分のみで考えてどうにかするよりも、誰かに頼ってしまった方が、早く、正確に、より良い結果につながるということです。留学前は、迷惑になりたくないと人に頼ることを躊躇していましたが、頼ることが必ずしも迷惑にはならないし、頼ることを躊躇するよりも、自分が頼ってお世話になった分を、自分が誰かに頼られた時にできる限り協力する方が、自分自身のみならず自分の周りの人のためにもなり、良いと気づきました。誰かに頼ることでそこから新しい友人ができたり、より仲を深められたり、思っても見なかった経験ができたりもしました。頼るということを通して、人と人のつながりの大切さも学びました。



【感じたこと】

さまざまなバックグラウンドを持った人たちと関わり、違う文化や習慣に触れることで、異なることを尊重する難しさを感じました。異なるということは、予想不可能です。時にはどうしても自分には受け入れ難い状況になることがあります。しかし、受け入れ難いからと行ってすぐに拒絶したり、批判したりするのではなく、その行動や状況の背景には、どんな文化や考え方があるのかを知ろうとする努力が大切だと感じました。その背景を知ることで相手を尊重することができるようになったり、争いを避けて分かりあうことができます。実際の生活の中のみではなく、ネット社会の中でも同じことが言えます。インターネットなどで膨大な情報に触れることができる現代において、背景を知ろうと努力し、そこから自分で判断することは大切だと感じました。

この9ヶ月間は本当に充実していてとても楽しかったです。毎日が新しく、学ぶことが多くありました。留学前の自分と留学後の自分を比べると、とても成長したと感じます。留学は、言語を学ぶ以上の、一生大事にしたい学びができます。少しでも留学したいという思いがあるのであれば、ぜひ挑戦してください!!

最後に、国際交流センターの皆さんには、留学前の英語勉強を始めた頃から、さまざまな面で本当にお世話になりました。福島大学の交換留学プログラムに参加できてとてもよかったです。本当にありがとうございました。