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留学体験記

【スペイン】~Hasta Luego España~スペイン留学レポート③

【派遣先】サラゴサ大学【派遣期間】2023年9月~2024年6月
経済経営学類
 S.Kさん

 お久しぶりです!ついに最後のレポートとなってしまいました。今回は、イギリス、ドイツ旅行、またスペインのバスク地方の一人旅、そして自分が学んだことや就活に関してお伝えしたいと思います。
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1. イギリス・ドイツ旅行

 『イギリス旅行』

 3月の春休みに、イギリスに留学中の福島大学の友人と旅行に行きました。最初はスペインのバルセロナに1泊2日で観光し、ガウディ建築をめぐり、パエリア等スペイン料理を堪能しました。特にサグラダファミリアのステンドグラスはとても美しく、完成したらまた訪れたいと考えています。
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 イギリスは天気が悪いという印象でしたが、ロンドンに到着した際はとても晴れていて、バスから見た夕日がとても綺麗だったことに感動しました。イギリスへは2泊3日の滞在でしたが、バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院やタワーブリッジ、ビッグベン、ハリーポッターで有名なキングスクロス駅など。行きたかったところはほぼ全て回ることが出来ました。

 英語圏は初めてでしたが、スペインと違い、英語が通じるという安心感がとても大きかったです。ブリティッシュ訛りに最初は少し緊張もありましたが、慣れたら親近感、可愛さも覚えました。

 ポンドはユーロより高いということもあり、破産しそうな勢いでしたが、近代的な建物とレトロな雰囲気の建物の両方を見ることができました。とても素敵な場所で、私が今まで訪れた場所の中で上位にランクインしました。是非また行きたいと思います。
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▲タワーブリッジとビッグベン


『ドイツ旅行』

 試験が終わったあと、帰国の直前に福島大学に留学していたドイツの友人に会いに行く目的で、一人で旅行に行きました。2泊3日で3都市横断というとてもハードスケジュールでしたが、次はいつ行けるかわからないため強行しました。

 1日目はハンブルクという中世に栄えた商業都市を訪れ、欧州屈指の港湾であるハンブルク港や倉庫街、また近年都市開発が進んでいるハーフェンシティをまわりました。十分な時間を確保することが出来ませんでしたが、それでもハンブルクを知ることができたかなと思います。その後は友人の地元であるハノーファーで一泊させてもらい、一緒にドイツ流の朝ごはんとお昼にはハンバーグを作りました。午後からは一人でベルリンへ移動し観光しましたが、ちょっとしたハプニングを経験し、海外での一人旅は本当に気をつけくてはいけないと感じました・・・。
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▲ハンブルクのハーフェンシティ


 ベルリンでは東西の壁やブランデンブルク門、チェックポイントチャーリーなどを訪れました。東西の分断時の様子や冷戦のことを学べる場所が多く、教科書ではわからないリアルさをダイレクトに感じることが出来ました。その他にもたくさんの博物館などがあり、電車から見える景色がとても素敵で、見応えがありました。

 また、ドイツ人は英語を話す人が多いため、ドイツ語が全く分からなくてもコミュニケーションをとることができました。移民がとても多く、たくさんの国籍の人があふれていると感じました。多様な文化やバックグラウンドを持つ人々が暮らす、モダンもレトロ両面の顔を持つドイツは帰国直前の旅でしたが、行くことが出来て良かったです。

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▲友達と作ったお昼ご飯
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▲ベルリン東西の壁



2. バスク地方旅行               

 バスクは、スペインとフランスにまたがっている地域であり、古くからの独自の文化や言語を守り続けている、スペイン内にありながら"もう一つの国"のような地域です。私は今回『サン・セバスチャン』と『ビルバオ』という場所に行きました。

 サン・セバスチャンは避暑地として知られており、サラゴサよりも涼しさを感じました。天気はちょっと不安定でしたが、街並みや海がとても綺麗で感動しました。観光客が多く、日本人もたくさん見かけました。またサン・セバスチャンは美食の街としても有名であり、日本でもブームになった元祖バスクチーズケーキのお店があります。私は朝一番にそのレストランに行き、そこで並んでいた日本人の女の子に声をかけて一緒にチーズケーキを食べたのですが、とても美味しかったです。その後はバルを一緒に巡り、いくつかの美味しいピンチョスを経験しました。

 1泊2日だったので、ビルバオでは数時間しか回る時間がありませんでしたが、無料の美術館や、特徴的な建造物などを見ることが出来ました。ここでもサン・セバスチャンで出会った女の子と少しの時間一緒にまわり、次は日本でも会う約束をして別れました。人生初の一人旅、またテスト前ギリギリの旅行計画でしたが、行きたい場所を全て回ることができ、いい思い出になりました。

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▲サン・セバスチャンの海
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▲元祖バスクチーズの店「La Viña


3. 留学中の就活

 3月から本格的に就職活動が始まりました。私は2月頃から会社説明会、9月と10月にはオンラインインターンや選考会などに参加しましたが、全体的に準備が遅かったため対策が十分ではなかったと反省しました。特にSPIや玉手箱の対策があまりできていませんでした。

 何社もエントリーシートの締め切りが重なっていたため、授業やテストの準備と並行して行っていた時期はとてもつらかったです。途中で気持ちが疲れてしまい、「なんで留学してるのに別のことに力いれないといけないんだろう」「友達との時間があまり取れなくてつらい」と挫けそうになっていましたが、友達や母と話をして、友達も同じように頑張っていることや、自分の人生においてとても重要なものであるということを再度認識し、気持ちを持ち直すことが出来ました。その後、もう少し視野を広げて様々な業界で選考に進んだ結果、ご縁があって留学中に最終面接の日程までいただき、帰国後すぐに面接に伺い内々定をいただくことが出来ました。
 
 紆余曲折はありましたが、最後は自分のありのままの姿で結果を出せたので、とても満足しています。



4. 留学を通して

 結論から言うと、私はこの留学で自分自身に自信を持てるようになったと思います。初の海外が一人で誰も知り合いがいない国に行き、一からコミュニティをつくったこと、日本語をほとんど話さなかったこと、環境も文化も全然違うところで過ごしたこと、ストレスやプレッシャーはもちろんありましたが、私はその状況も楽しんでいたように思います。日本では経験できない新鮮な光景をたくさん見ました。当たり前が当たり前でないこと、自分の弱みなど、自身をよく見つめ直すことができました。

 スペインに行ったときは家族や友人とのお別れ、大きな不安で一人飛行機で泣いていたのが嘘のように、日本に戻るときは今までのみんなとの思い出がフラッシュバックし、電車の中で一人半泣き、まだ日本に帰りたくないということさえ考えていました。10カ月という長いようで短い間で、本当にたくさんの出会いがありました。お世話になった大好きな友人たちにはいつか絶対会いに行こうと思います。

 大学中に留学に行くという挑戦が出来て本当によかったですし、金銭面で支えてくれた家族には感謝してもしきれません。この留学で得た知見や考え方を大事にし、これからの人生がより良いものにしていけるようにしたいです。ここまで読んでいただきありがとうございました!
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