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留学体験記

【カナダ】マクマスター大学語学研修レポート

【派遣先】マクマスター大学【派遣期間】2024年8月
人間発達文化学類
 H.Tさん

皆さん、こんにちは!私は8月にマクマスター大学のサマープログラムに参加しました。今回は、約3週間の語学研修での体験談をお届けします。

恵まれた環境での語学研修


私はカナダのハミルトンにあるマクマスター大学で活動しました。ハミルトンは世界的に有名なトロントやナイアガラの間に位置している都市です。マクマスター大学は五大湖の一つであるオンタリオ湖に面しており、豊かな緑に囲まれた美しいキャンパスが魅力的でした。

マクマスター大学は1887年に設立され、「創造性、革新性のための国際的な卓越性を達成する」というビジョンを掲げ運営されています。医学と工学の分野で強みを持つ大学として知られており、カナダ屈指の名門校です。

カナダは日本とシーズンが同じで夏だったのですが、日本よりも気温は低く、湿度も低いため、快適な生活を送ることができました。

マクマスター大学を選んだ理由


私は昨年、オーストラリア、ブリスベンにあるクイーンズランド大学で1ヶ月間語学研修に参加しました。その経験が私にとって想像以上に刺激的で、さらに海外での活動をしてみたいと考えました。

国際交流センターのお知らせで、カナダという単語を見つけたときに心惹かれました。というのも、もともと私がカナダにルーツを持っていたからだと思います。高校3年の夏に当時のALTや英語科であり私の担任の先生が、カナダについて学んだり、英語でのプレゼンテーションを経験することができるイベントを紹介してくださり、参加することができました。そこではカナダ人ALTが指導してくださり、カナダのマニトバ州に住む学生とオンラインでお互いの国や地元のプレゼンをしました。その経験がカナダに行こうと決めたきっかけでした。
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学校生活


このプログラムは授業時間が長めに取られていたように感じられます。平日は、午前中は9時に始まって12時に終わり、午後1時半から再開し、4時半まで授業でした。さらに、週に12回、夜8時までのEvening classもあったため、授業後はほとんどの学生が自らの部屋で過ごしました。

授業は、カナダの文化に触れていたものが多かったように感じられます。担任の先生はとてもやさしく穏やかですが、とても話しやすい方で授業はおもしろかったです。授業はグループワークが中心でした。日本人が多いプログラムでしたが、授業時間やグループワークでは英語で話すことが多かったです。休み時間には、地元の話をしたり、日本人ならではの会話も楽しむことができました。

へとへとになって寮の部屋に帰ってきた後は、同じ部屋の学生と共に自炊や洗濯をともに行い、毎晩、雑談や卓球、ビリヤードなどをしました。私は地元が福島市なので、大学入学後も実家から通っているため、家事を行ったことがあまりなかったため、寮での時間もよい経験になりました。

週末の観光


週末は、観光のスケジュールが綿密に組まれていました。週末の空き時間は少なかったものの、毎週他の学生やマクマスターの学生スタッフとともに観光を楽しみ、充実した週末を過ごすことができました。

1週目の日曜日はハミルトン市内を散策しました。2週目の土曜は世界トップクラスの絶叫系アトラクションがある遊園地Canada's Wonderland、日曜日にはCNタワーと野球観戦。3週目の土曜日はオープンスケジュールだったため、友達とトロント市内を観光しました。どこに行っても規模が大きく、見たことがない景色が広がっていました。

中でも印象的だったのはナイアガラの滝です。3週目の日曜日にはナイアガラの滝に行きました。他の観光があまりにも楽しすぎたため、ナイアガラの滝に行く直前、ワクワク感がそこまでわかないくらいでした。しかし、いざナイアガラの滝を目の前にすると、言葉に表すことができないくらいの感動を覚えました。クルーズツアーにも参加して、滝の真下まで近づくことができました。クルーズ後は歩いて滝の上側を見に行きました。どの景色も壮大で、忘れることはできません。

たくさんの週末のアクティビティを通して、カナダの自然や文化に触れることができました。

昨年度に続き、今年も語学研修に参加しました。少しずつ自らの英語の進歩や人として豊かになっていくのを感じられることになにより喜びを感じています。今後も、自身の成長のために様々なことに挑戦し、精進し続けるとともに、海外で経験したことを何か成果として残していけるようになれればと思います。