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留学体験記

【韓国】留学レポート 韓国研修(Chung-Ang University International Summer Program)

【派遣先】中央大学 【留学期間】2024年8月
経済経営学類 E.Mさん

 私は今回、韓国の中央大学(Chung-Ang University)で短期語学研修を行った。このプログラムは18日間、韓国語の語学研修と韓国の文化体験を主に行うものである。

 Major Aと呼ばれる授業では、韓国語のレベル別に3つのクラスと韓国の文化コンテンツを学ぶクラスの全部で4つのクラスに分かれて授業を行う。私は韓国語の学習を今まで独学で行っていたので、韓国語の初級のクラスで学習を行った。このクラスは韓国語の学習をしたことがない人を対象としているのでハングルのしくみや読み方から授業が行われた。私のクラスは12人と少人数で行われたので、リラックスした雰囲気であり、かつペアワークに多く取り組んだので国籍の違うクラスメートたちとコミュニケーションをたくさん取ることができた。テストも、ペアで韓国語で会話を行う、というものであったので全体的に「話せるようになる」ことに重点を置かれていたように感じた。

 また、Major Bという授業では韓国の文化体験を行った。韓国のテレビ番組やアニメを制作されているプロデューサーの方と脚本家の方を招き、講義をしていただいたり、韓国の歴史的建造物である景福宮や、シンボルタワーのNソウルタワーを訪れたりするなど、直接韓国の文化に触れることができた。

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▲景福宮とNソウルタワー

 このInternational Summer Programに参加したことは、私にとって貴重な経験となった。このプログラムには世界中から様々な学生が集まるため、韓国語に限らず英語も使いながらコミュニケーションを取っていた。それが、他言語でコミュニケーション」を取る難しさを肌で感じることができたとともに、言葉が通じないことや自分の気持ちがうまく伝わらないことがあっても、「どうにか伝えよう」とする姿勢が語学学習において最も重要であるということに気づくことができた。

 18日間という短い時間ではあったが、サポートしてくれたバディの方と韓国語で会話をスムーズに行うことができるようになったし、韓国語に限らずどの言語にも言えることであると思うが、習った言葉が間違っているかどうかよりも、その言葉を実際に使ってみるということが語学学習において重要であるということを痛感できた貴重な経験であった。