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留学体験記

【中国】中国短期留学

【派遣先】華東師範大学 【留学期間】2024年9月
食農学類 Y.Hさん


1.授業について


今回、私たちは華東師範大学にある留学生向けの授業に10日間だけお邪魔する形で授業に参加させていただきました。細かくレベルが分けられているため、基礎の基礎から学べて、中国語を全く知らない私でも、少しだけではありますが中国語を知り、話すことができるようになりました。授業は日本と違いSpeaking重視であるため、発音の練習が多く、授業内ではほとんど口を動かします。そのため、覚える速度も速く、とても楽しく次の授業が楽しみになるほどでした。また、先生は間違えても教えてくれることもあり、回答や質問などの発言が結構自由で、授業での先生と学生の掛け合いが活発なように感じました。
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2.現地の人について


最初は不安でしたが、生活していくうちに、私が困っていると声をかけてくれたり、理解できていないとわかるとジェスチャーや英語で伝えようとしてくれたりすることが多く、現地の方々はとても優しい方々が多いと感じました。しかし、お店の方々は売りたい思いが強いため、よく試食を勧めてきたり、買う前提で話を進められたりしたので、少し怖かったです。

3.生活について


中国での生活は日本よりいいところがかなりありました。

1つ目は決済アプリの普及です。中国の決算アプリであるAlipayの普及によってスマホで注文できるため、中国語ができなくても注文ができました。複数人で行ったとしても、個人個人で注文できたため簡単に割り勘ができ、外食に行きやすかったです。

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つ目は食事と公共交通機関の安さです。まず食事に関しては日本円で言うと、500円を超えることはほぼなく、学食はなんと14円ほどで肉まんを食べることができました。これにはかなり驚きました。また、公共交通機関もかなり安かったです。地下鉄は100円を超えることはなく、さらに路線がいろいろなところに伸びているため、とても使いやすかったです。さらに、日本と違い地下鉄ですべてつながっているためとても分かりやすかったです。しかし、地上に出ると歩道をバイクが走っていたり、横断歩道で歩行者を待ってくれなかったり交通に関してはかなり怖かったです。右折はいつでも歩行者を待たずに曲がってくるため何回か危ない目にあってしまいました。交通のことを言うと運転が結構荒いためバスでも結構揺れを感じました。
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4.観光地について


最後に、上海の観光地を2週間毎日巡った私たちが、おすすめのスポットを3つほど紹介したいと思います。

1つ目は豫園です。Wikipediaによると、豫園は明代の庭園だそうです。豫園は豫園の中はもちろん中国の建物があり中国を感じることができます。しかしそれだけでなく周りには露店が多くお土産などが買えたり、小籠包などのおいしいものが食べられたりします。

2つ目は上海動物園です。上海動物園には爬虫類から猛禽類までかなり多くの動物が揃っています。私が個人的に興奮した点は、パンダとレッサーパンダを間近にみることができたことと、飲み物とソフトクリームをロボットが作ってくれるお店があることでした。いろいろな動物がいて、丸1日がかりですべて回ることができて大満足しました。3つ目は上海ディズニーランドです。これは上海の観光地と言ったらで最初に思いつくものではないでしょうか。かなり広く1日では回りきることができませんでした。しかし、東京にはないズートピアエリアだったり、キャラクターが多く出歩いていたりとかなり楽むことができました。


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5.さいごに


私は、ただ留学に行ってみたいという軽い気持ちで参加しましたが、上海での2週間は、今までで一番濃い時間を過ごせたと感じています。午前中の授業は活発で楽しく、午後はみんなで遊びに出かけるという、とても幸せな時間を過ごしましたし、この経験は何物にも代えられないかけがえのないものでした。最初は中国に少し怖い気持ちがありましたが、だんだんと薄れていき、最後のほうにはそんなことは忘れていました。この経験で日本人の中国への固定概念、実際に自分で見て感じる大切さを学びました。この留学に関わってくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

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