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留学体験記

【中国】研修レポート

【派遣先】華東師範大学 【留学期間】2024年9月
共生システム理工学類 S.Yさん

はじめに


2024年9
16日から29日にかけて華東師範大学に語学研修に行ってきた。海外に行くのは8回目であったが中国に行くのは初めてだった。中国語の授業で一緒の友人に誘われたため今回の語学研修に参加した。今回の短期語学研修で感じたことや気づいたこと、学んだことをまとめたいと思う。


授業について


授業は830分から1145分で午後は自由時間だった。クラスにはアフガニスタン人やドイツ人、ロシア人、フランス人など様々な国の留学生がいた。はじめは拼音の発音の仕方を学び、そのあと単語や文法を学んだ。また、他国の留学生と交流したり、カードゲームで楽しく中国語を学ぶことができた。また、先生が中国人であったため発音をしっかり学ぶことが出来て良かった。


生活について


中国は水圧が弱く、トイレットペーパーが流せなかったりシャワーの水がちょっとずつしか出なかったりと不便だった。またトイレにトイレットペーパーがないので毎回持っていく必要があった。キャッシュレス化が中国では進んでいて、ほとんどの支払いはwechatもしくはalipayでおこなった。移動は地下鉄かバスを使用した。地下鉄は日本円で約60円ほど、バスは約40円ほどで利用することが出来た。地下鉄を利用する際に手荷物検査があり印象的だった。


観光について


外灘、豫園、南京路、新天地、上海動物園、上海ディズニーランド、魯迅公園などに行った。特に印象に残っている場所は豫園と魯迅公園である。豫園には古典的な建物が多くあり、周りには豫園商城というショッピングや食事ができる場所があった。建物が日本とはまた違った中国特有の建築物があり印象深かった。また中国の山西省から観光に来た人と、中国から見た日本について話すことが出来てとても有意義だった。魯迅公園ではたくさんのお年寄りの方たちが大合唱していて驚いた。一団体50人以上いてとても楽しそうに歌っていた。日本にはない光景でとても印象に残った。

まとめ


この研修を通して感じたことは実際に足を運び、見る、聞く、触れるということはとても大切だということである。SNSでよく聞く中国はあまり良いイメージではなかったが、実際行ってみると優しい現地の人たちや、発展した都市など様々な良さを感じることができた。2周間で中国語の上達はあまり期待出来なかったが、様々な人や文化にふれることができとても充実した研修だった。また短期語学研修に参加できる機会があれば参加したい。

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