福島大学トップ福島大学の国際交流留学体験記 > 【イギリス】世界は広く、やっぱり狭い

留学体験記

【イギリス】世界は広く、やっぱり狭い

【派遣先】ノーサンブリア大学【派遣期間】2024年8月~
人間発達文化学類
 T.Kさん

私は現在イギリス北部のニューカスル・アポン・タインという街にある、ノーサンブリア大学に留学をしています。実を言うと、私は留学以前に日本から出たことが一度もなく、大学では周りに日本人が1人もいないため、文字通りサバイバル生活を送っています。

イギリスに来て最初に感じたことは、キャッシュレス決済が基本であるということです。ですから、WiseRevolutといったキャッシュカードを日本出国前にあらかじめ使用して慣れておくことが重要であると感じました。私の場合、直前にキャッシュカードの使用方法に手間取ってしまったため、出国前に余裕をもってカードを「使っておく」べきであったと感じています。

ここはイギリス(英国)なので、もちろん生活やら講義やらすべてが英語です。私の場合、留学前に英語をある程度勉強してきたつもりでしたが、実際にイギリスでの生活が始まると、まだまだ難しいなと感じることが多々ありました。例えば、毎週の講義ではあらかじめ指定された文献を読んでくるように言われますが、それが毎回3040ページほどあったため慣れるのに大変でした。

また、毎週月曜日は2時間の講義が2コマ連続であったため、合わせて4時間の講義の途中では、集中力が切れてしまうといったこともありました。このような壁はありましたが、留学前に受けたIELTSの学習が今の学習に活きていると感じています。講義を聞きながらノートをとったり、エッセイに取り組む際に文献を要約したりするときに、まるでIELTSの勉強と同じようなことをやっていると感じます。大変だなと感じることはありましたが、留学前の学習が今の学習の土台になっていると思っています。

日本人の私にとって英語の壁を感じるときはありますが、これは逆もしかりであるようです。私の滞在している寮では、1つのフラットに私を含め5人の学生が生活しています。そのうちの1人であるイギリス人の友人が、次のセメスターで日本の大学に留学をする予定であり、日本語を勉強しているようです。しかし、彼にとっては日本語の持つ多くの漢字はもちろんのこと、日本語の音声も難しいようで、「おとうと」と「おととい」の音声の違いに苦しめられていました。

地理的にも言語的にもかなり離れた日本とイギリスの関係ですが、実はイギリスでは日本のアニメや漫画が人気です。ある日、アカデミックスキルの本を探しに大学の近くにある本屋に行ったとき、大学近くの本屋であるにも関わらず、アカデミックスキルの本の3倍の量の日本の漫画が置かれていたことを覚えています。それ以外にも日本のアニメにちなんだフィギュアなどが多く置かれており、日本のアニメや漫画は飛行機で15時間離れたイギリスでも大きな影響を与えているのだと驚きました。

日本からはとても遠いようで、どことなく近いようにも感じされられるイギリスですが、そのような外国から母国である日本を見ることのできる経験は、とても貴重であると感じています。
6.jpg
▲大学図書館(24時間利用可能)
2.jpg
▲フィッシュアンドチップス(大学のカフェで食べられる)
3.jpg
▲ニューカッスルのクリスマスマーケット
4.jpg
▲エンジェル・オブ・ザ・ノース(炭鉱の町であったニューカッスルの象徴)
5.jpg
▲サッカーで有名なニューカッスルのセント・ジェームズ・パーク

▲本屋に並ぶたくさんのマンガ