こんにちは。私はドイツのルードヴィヒスハ―フェン経済大学で交換留学生として生活しています。9月半ばに日本を出発し、あっという間に3か月が経ちましたが、この期間は新しいたくさんの楽しみにあふれたものでした。このレポートでは留学に興味を持っている皆さんに、私の経験を共有したいと思います。
私は学生ビザを取得せずに渡航し、ドイツに到着した後に手続きを進めました。しかしドイツでビザを取ることは日本で行うよりも時間がかかるとともに、なれない土地でなれない言語を使うことになるので想像以上に大変です。私は運よくバディが日本語を話すことができたためうまくコミュニケーションをとることができましたが、すべてのバディが日本語を話せるわけではないので、日本でビザを所得してから渡航することを"強く"お勧めします。また、私の住んでいる地域の気候は夜の冷え込みが激しいため、しっかり寒さ対策できるように事前に調べて準備してください。
ルードヴィフィスハ―フェン経済大学の特色としては国際ビジネスや社会福祉のコース、それに加えて東アジアの経済や言語を専攻する学部があります。そのためアジアに興味のある学生が多く、新しい人間関係を作りやすいという印象があります。交換留学生は基本的に英語で開講されている授業を履修することになり、私は今セメスターBusiness Englishとコンサルティング、ドイツ語などを受講しています。最初は英語についていくのもやっとなのに、ドイツ語も並行して勉強することになり大変でしたが、最近は英語にも慣れてきたため、ドイツ語の学習に力を入れたいと思っています。
寮はキッチンとバスルームが共有のアパートメントにルームメイトと暮らしています。たまたま日本人だったこともあり特に問題なく生活できています。
▲寮の様子
他の国からの交換留学生たちと同じ授業を履修することが多く、休日や授業後によく集まって一緒にお酒を飲んだりゲームをしたりしています。他にも大学主催のイベントなどで現地の学生と知り合いになれる多くの機会があります。
▲留学1か月後に開かれたホームパーティー
皆さんが気になっているであろう旅行についてもお伝えしたいと思います。ドイツにはバス、トラム(路面電車)、電車が乗り放題のDeutschland-Ticket(月額49€)というチケットがあり、私はそれを利用して日々の通学だけでなくドイツ国内をよく回っています。またルードヴィフィスハ―フェンはドイツ南西に位置しているためフランスなどの隣国へ行きやすい特徴があります。
▲フランス ストラスブールの欧州議会
▲ケルン大聖堂
今回、初めての海外生活で不安はありましたが、友達のサポートや人間関係に恵まれたことで本当に楽しく生活できています。残りの期間、1つの後悔もないように楽しむときは楽しむ、頑張るときは頑張る、とメリハリをつけて自分の進路に向け、日々を過ごしていきたいと思います。