わたしたちは2月16日から3月22日までブリズベンにあるUQで短期留学に行ってきました。大まかに分けて、ホームステイ、大学、放課後と休日の活動の3つの点について説明します。
まず大学での生活についてです。滞在中はブリズベン市内にあるホストファミリーのもとでホームステイを行いました。私の場合、家から大学までは30分ほどかかりました。講義は8時15分から始まるので学校がある日は朝6時に起きて、7時に家を出る生活を送っていました。講義は毎日午前中に終わります。1コマ2時間で、計2コマ、間に休憩時間を30分挟みます。朝が早いので休憩時間におなかがすくことが多く、ロビーに出て友達とスナックを食べたり、おしゃべりしたりして時間を過ごしました。2時間と聞くと少し長いように感じますが、思っていたよりもあっという間で、すぐ終わります。私のクラスには日本人のほかに、韓国人、中国人、ベトナム人、サウジアラビア人、コロンビア人の留学生がいて国際色豊かなクラスでした。初日に自由にグループになって席に着くのですが、最初の講義であえて日本人のいないグループに座り、日本語が話せない状況に身を置きました。最初は不安でしたが、だんだん会話ができるようになってくるとそれぞれの国のおすすめの食べ物や場所について話せることができてとても楽しかったです。講義ではwriting, reading, listening, speakingについて学び、最終週にはテストがあります。普段の講義に参加していればそれほど難しくないので、宿題にしっかり取り組めば大丈夫です。
次にホームステイについて説明します。わたしのホストファミリーの家族構成はホストファザー、ホストマザー、その息子の3人です。そして私のほかにもう一人日本の他大学から来たホームメイトがいました。幸い、初日から意気投合し、寂しさを感じることなく楽しく過ごすことができました。滞在中に大きな台風が町を襲い、一週間休校になった時はすることがなく困りましたが、ホームメイトとNetflixを見て過ごしました(この期間でstranger thingsのシーズン1から4まですべて見終わりました笑)。食事は平日が朝食、夕食の二食、休日は三食を選択し、平日の昼食は大学内や街のカフェで済ませました。こちらは特に外食の物価が高く、ゆうに10ドルは超えるので、予算を抑えたい場合はスーパーで買ったものを持っていくことをおすすめします。私の家では7時前後に夕食だったのでその時間前には帰宅し、ホストファミリーと一緒に食事をとりました。夕食中はホストファミリーが今日あった出来事などを尋ねてくれ、会話を楽しみました。オーストラリアでの生活の中で最も効果的だと思った英語の練習法はホストファミリーと会話をすることでした。ホストファミリーからあなたの英語、上達したねと言われたときはうれしかったです。何より自分の英語が伝わり、英語でコミュニケーションをとれることはそれ以上ない喜びでした。もちろん、思ったように意思疎通が図れない時もありましたが、そのときはゆっくり話してくれたり、聞き取りやすいように話したりしてくれました。また、洗濯についてですが、私の家ではかごを渡されて、満杯になったら部屋の外に出して洗濯を頼むという方式でした。それが1週間に2回ほどだったので、特にタオルなどが途中で足りなくなることが多く、もっと多く持っていくべきだったと後悔しました。
最後に土日の生活についてお話します。私の場合、休日はゴールドコーストに出かけることが多く、ほとんどの毎週末はテーマパークに出かけました。中でもおすすめなのがドリームワールドです。そこではアトラクションのほかに、動物園も併設されていてコアラやカンガルーなどを間近で見ることができます。特にコアラはブリズベンではできない、コアラとのハグをすることができます。50ドルほどの追加料金が必要ですが、一生の思い出になるのでやってみるのをおすすめします。また、イートストリートという夜市もおすすめです。川沿いに屋台が並ぶのできれいな風景を見ながら夕食を食べることができます。そして帰りはシティキャットに乗って帰ると美しい夜景を見ることができます。みんな写真や動画をとるほど綺麗です。
オーストラリアでの短期留学を通して英語力はもちろん、怖気づくことなく行動する力も身についたような気がします。それと同時に、自分の英語力の低さを痛感しました。自分の将来の仕事に直接結びつくことはないかもしれないけれど、英語は使えて損はないのでこれからも継続して学習を続けていきたいと思います。