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留学体験記

【中国】不到長城非好漢

【派遣先】華東師範大学【派遣期間】2024年9月~2025年6月
経済経営学類
 T.Rさん

10ヶ月の中国での留学生活が終わり日本に帰ってきました。日本の空気を懐かしく感じつつもすでに中国を恋しく感じています。思い返してもこの留学では日本で体験できなかったものを沢山体験し、自分が少なからず変わったなと実感しています。私にとってこの一年は人生で一番忘れられない一年になったといっても過言ではないです。留学前や開始直後はこの留学で他の留学生たちとうまく関わっていけるのだろうかとか、中国語がどれほど向上するのかなどといったことに不安を抱いていました。しかし、そんな心配を吹き飛ばすくらい素敵な仲間たちに出会い、充実した留学生活を過ごしたと自信を持って言えます。この留学で得たものは言語だけではなく、新たな発見や考え方、様々な出会いなど私の今後の生き方に関わるものであったなと感じています。

 さて、前回のレポートからの生活を少しだけ紹介します。

2月の最終週から始まった春学期は秋学期よりも授業の難易度が上がったので予習復習は欠かせなかったです。特にスピーキングの授業は言語的な問題というよりも思考的で考えるものが多かったため、自分の考えを中国語でまとめるということに苦労しました。この授業で中国語のみならず思考力も鍛えられたと感じています。また、春学期は先着で取ることができる授業で「ビジネス中国語」を週に一度取っていました。通常の授業よりさらに難易度が高く、内容や単語もやや専門的であったことに加え、先生の話すスピードが速かったため、聞き取るということにも苦労しました。しかし内容はとても興味深く、将来中国語を使って仕事をするのであればこれ以上のレベルが必要になるのだろうと雰囲気だけですが感じることができました。またこの授業では他のレベルの学生も参加していたため、上級レベルの学生の授業に対する取り組み方や中国語のレベルを肌で感じ、学習のモチベーションを向上させてくれたと感じています。

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授業が終了してから日本に帰国する前に首都である北京に行きました。中国国内の旅行も慣れたもので7回目となりました。今回の旅のお目当てはもちろん万里の長城と北京ダックです。長城は中心部から車で1時間半ほどと少し離れた場所にありました。長城はとても壮大で、2時間では開放部分のすべてを登り切ることができませんでしたが、目標であった好漢坡まで登ることができました。

 中国には長城に関連して「不到長城非好漢」という諺があります。「目標に到達するまでやめない、目標達成の最後まで頑張る(中日大辞典より)」という意味合いもあり、長城、そして無事に留学を終了するという二つの目標を同時に達成できたこのタイミングに相応しいというしかありません。しかし、私はこの留学はゴールではなくスタートだと考えています。これからの人生、この留学で培ってきたものを活かし、新たな目標達成に向けて進んでいけるよう頑張っていきたいと思います。


最後になりましたが、この度この留学を応援してくださった皆さんに感謝申し上げます。特に朱先生、国際交流センターの皆さん、そして華東師範大学の先生方、家族、友達と様々な方の支えで無事に終えることができました。ありがとうございました。

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