

約1年間の韓国交換留学が終わり、先日無事帰国しました。1年間の留学生活を振り返り、まとめたいと思います。
学業
今学期は交換留学生の数が少なく、語学堂が開講されなかったため、学部の授業を受けました。私は外国人のために開講されている韓国語の授業を4つ履修していました。初級レベルから上級レベルまで、開講されている全ての韓国語の授業を履修していたのですが、上級レベルの授業は自分の実力よりも遥かに上のクラスで、初めは付いていくのにやっとでした。しかし、自分の実力よりも難しい授業を履修したことで、実力がかなり上がったと感じています。その他の授業も発表・レポート・試験など、やるべきことがたくさんあり、1学期目よりも忙しい日々を送っていました。Writingの授業では、企業に提出するような自己紹介書や、映画感想文、最終的には実際にレポートを作成するなど、日本語でも難しい課題を行いました。韓国のレポートは日本よりも形式が複雑で、卒業論文のようなレポートを作成しました。毎週重なる課題がとても辛く、履修撤回するか悩んだ時もありましたが、最後まで放棄せず続けたことで、忍耐力も付いたと感じています。
ISO
前学期に引き続き、今学期も国際交流団体(ISO)でも活動がありました。同じ期間のはずなのに、今学期は時間の流れが早く感じました。今学期はBuddyMateが同い年の女の子だったため、二人で一緒に勉強したり、ご飯を食べに行ったりと、たくさん思い出を作ることができました。同い年だからこそできる話し方や、特有の省略語なども教わることができました。
現地でのTOPIK受験
5月にTOPIKを受験してきました。TOPIKの申請はインターネットで行うのですが、会場の選択は先着順のため、まるでコンサートのチケッティングのようでした。ソウルと京畿道はあっという間に埋まってしまったため、私は学校から汽車を乗り継ぎ4時間程のところで受験しました。入室時間が迫っていて会場まで走ったり、試験中に外で車のクラクションがひっきりなしに鳴ったりと、トラブルはあったものの、目標としていた6級を
無事取得することができました。
旅行
観光地をだいたい行き尽くし、韓国人でも行かないようなところに行ってみようということで、学校からバスで2時間ほどの驪州(ヨジュ)に行きました。ヨーロッパの雰囲気を感じられるテーマパークや、オシャレなカフェに行きました。テーマパークから一番近いバス停まで、歩いて30分もかかるため、タクシーを呼ぼうとしたのですがタクシーも捕まらないほどの田舎で、結局バス停まで歩いていきました。バスも1時間に1本ほどしかなく、帰ってくるのがとても大変でしたがこれもいい思い出です。
済州島や慶州(キョンジュ)、浦項(ポハン)にも行きました。慶州は昔の首都で、歴史的な雰囲気でした。実は、歴史にはあまり興味がなかったのですが、旅行を通して少しずつ歴史を知り、面白いなと感じました。市場に行ったり、韓国でしか食べられない物を食べたり、最後に韓国らしい思い出がたくさんできました。
留学を振り返って
韓国外国語大学のグローバルキャンパスは、ソウルから少し離れたところにあるため、他の学校に比べて交換留学生の数も少なく、語学堂が開講されないという想定外のこともありましたが、その分韓国人学生との交流が活発で、たくさんの韓国人の友達ができました。他の学校に行っていたり、語学堂だけに通ったりしていたらここまで現地の友達ができなかっただろうなと考えると、外大を選んでよかったなと強く思います。
私は4年生ということもあり、卒業を1年遅らせてでも留学に行くべきか、両親への負担など、留学するかとても悩みました。しかし、留学を終えた今、確実に言えることは「留学してよかった」ということです。留学を通して様々な経験をし、韓国だけでなく世界中の友達ができ、成長できました。自分のことが大嫌いで自分に自信が持てなかった1年前に比べて、今は自分のことが少しだけ好きになりました。もう少し、自分を認めてあげてもいいな、自信を持ってもいいなと思えるようになりました。この経験は今後の自分にとって、大きな財産になると思います。
1年前、タクシーで「ここに止めてください」も言えず、お店で会計するのも緊張してなかなかレジに向かえず、1年間もやっていけるのか不安だったあの頃が懐かしいです。誰も知らない、何も知らないで住み始めた모현は、今では安心する場所になり、私にとって第二の故郷となりました。
留学生活は終わってしまいましたが、ここからが私のキャリアのスタートであると思います。この留学を通して日韓の懸け橋となれる存在になりたいです。
今後について
夏休み中に就職を決め、年内には卒業論文を完成させるつもりです。また、韓国語の能力が落ちないよう、自分で学習を続け、TOPIKももう一度受験しようと考えています。日韓交流の場があれば、積極的に参加したいです。
最後に
この場をお借りして、留学に関する手続き・サポートをしてくださった国際交流センターの方々、韓国語の指導をしていただき留学についても相談に乗ってくださった伊藤先生、奥様、遠くからいつも見守り応援してくれた家族、励ましてくれた友人、韓国で私を支えてくださった全ての方々に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。