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留学体験記

【ドイツ】ドイツでの生活

【派遣先】ルール大学ボーフム 【派遣期間】2025年9月~ 
経済経営学類
 S・Uさん

こんにちは。私は20259月から、ドイツのルール大学ボーフムに交換留学をしています。
今回は、留学のための準備や現地での生活についてお伝えしたいと思います。

準備

まずドイツのビザ取得のために、少なくとも一ヶ月前にドイツ大使館の予約をしなければなりませんが、留学シーズンもあり予約枠がとても少ないので、毎日朝7時にパソコンの前に構えて、30秒で予約が取れるかどうかの戦いを2週間続け、ようやくビザ申請のための予約を取得することができました。日本でビザを取得してから行くことを考えている方は、2か月前くらいから余裕をもって準備することをおすすめします。

日本国籍の場合は観光ビザで入国し、現地で学生ビザを申請することもできます。ただ、個人で手続きをするとかなり時間がかかるようで、多くの学生は大学を通じて集団で手続きを行っています。

生活について

次に、現地での生活についてです。私は、大学のあるボーフムという街で学生寮に住んでいます。学生寮から大学までは、U-Bahnという電車のような乗り物で5分ほどと、とても通いやすいです。ドイツの学生寮にはいくつか種類があり、私が住んでいるのは一人用のアパートタイプですが、家賃は月に約345ユーロで、意外なことにシェアハウスより少し安くなっています。一方、シェアハウスタイプの寮では、それぞれ個室はありますが、キッチンやトイレ、シャワールームは共用になります。ホームパーティーがよく開かれるため、防音はあまり良くありませんが、その分ルームメイトと仲良くなりやすく、友達が作りやすいというメリットもあります。

治安についてですが、ボーフムはそれほど大きな街ではなく、学生や地元の人が多いため、夜でもあまり不安を感じることはありません。またデュッセルドルフやケルンといった大きな街へも、電車で11時間半ほどで行くことができ、交通の便はとても良いです。ただし、大きな駅の周辺ではスリなどもあるので、気を付ける必要があります。また、ドイツの国鉄はよく遅刻し、一時間の道のりが遅延で三時間になるなど、その後の予定がすべてずれてしまい、ストレスが溜まります。

大学について

続いて、大学生活についてです。私は学期が始まる前に、約2週間のオリエンテーションコース(170ユーロ)に参加しました。このコースでは、世界各国から集まった留学生とアイスブレイクをしたり、イベントに参加したり、ドイツ語の授業を受けたりしました。最初のうちから交流の機会が多く、すぐに友達ができるので、とてもおすすめです。

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履修登録についても、オリエンテーションコースで知り合った友達と相談しながら決めました。ルール大学では、英語で行われる授業とドイツ語で行われる授業の両方があり、留学生向けの授業も用意されています。基本的には自分の専門分野の授業を取っていますが、場合によっては教授にメールで相談すれば、受講を認めてもらえることもあります。興味のある授業があれば、まずは気軽に相談してみるのが良いと思います。ただし、11つの授業の負担は大きいので、よく考える必要があります。

キャンパス内に食堂やカフェテリアなどいくつかがあり、外食より安く、種類も豊富です。ルール大学の学生以外の方も利用することはできるが、学生より値段が高くなります。

最後に

最後になりますが、ドイツの空港に到着したばかりの頃は、無事に学生寮までたどり着けるかどうかさえ不安でした。しかし、全く知らない人が声をかけてスーツケースを持ってくれたり、道を教えてくれたりと、本当にたくさんの人に助けてもらいました。そうした経験を通して、少しずつドイツでの生活にも慣れてきたと感じています。
また、誰かが困っているときに「声をかけようかな」と迷っている間に、すでに行動している人が何人もいる場面をよく見かけます。そうしたところからも、とても人間味のある環境だなと感じました。

思い通りにいかないことや大変なことももちろんありますが、その分、日本ではできない経験や出会いがたくさんあり、完璧に準備できていなくても、まずは一歩踏み出してみることが大事だなと思いました。