

今回の語学研修では、ブリスベンでのホームステイやUQでの学びを通して、多くの文化に触れ、日常の中で英語を使う経験を積むことができた。初日、ホストファミリーと出会ったとき、彼らがとても親切で、ゆっくりと分かりやすく話しかけてくれたことが印象的だった。研修中、日誌を英語で書いていたが英語で自分の気持ちや出来事を書いてみようと思ったのも、彼らとの温かいやり取りがきっかけである。研修中、ホストファミリーと話すことが一番の学びだったと感じている。
ブリスベンに到着してすぐ、一人でカフェに入り注文した際、店員さんの英語を聞き取るのが難しく、英語力の不足を痛感した。しかし、街で働く多くの人が英語を流暢に使いこなしている姿を見て、自分ももっと理解できるようになりたいと思った。外食や鮮魚、また病院にかかるお金が非常に高く、日本との違いに驚かされたが、野菜や果物は日本より安かった。特にアボカドは一つ1$もせず、温かい気候だと感じた。文化や生活の差を肌で感じる機会にもなった。
学校が始まってからは、世界各国からの友人と出会い、新しい先生との授業を楽しんだ。先生方は明るく、発音や表現の違いを丁寧に教えてくれた。特にコミュニケーションの授業では、会話の反応の仕方など、日本では学ぶ機会の少ない内容に触れることができた。また、授業後に友人たちと写真を撮ったりランチをしたりする時間が、私の留学生活を豊かなものにしてくれた。
週末は積極的に街へ出かけた。シティ・ボタニック・ガーデンの自然に触れたり、ゴールドコーストを訪れてショッピングや海を楽しんだりと、オーストラリアならではの体験ができた。なかでもEd Sheeran のコンサートは特別な思い出で、彼の美しい声に感動し、異国の地で音楽を共有する楽しさを味わった。
オーストラリアでは、動物との距離の近さにも驚かされた。UQのキャンパスで出会ったブッシュストーンカールーや、動物園で触れたコアラやカンガルーは、日本では体験できない貴重な出会いだった。また、ホストファミリーの親戚の家では、広い庭に集まる鳥たちに餌をやり、夜は焚火を囲んでマシュマロを焼くなど、まるで映画のような時間を過ごした。
一方で、日常生活の中で大変なこともあった。バスで酔った乗客が騒いでいた時は少し怖かったし、家で使える水の量に制限があり、オーストラリアの生活環境の違いを知るきっかけにもなった。また、図書館で突然アラームが鳴ったときは驚いたが、こうしたハプニングも含めて海外生活の一部なのだと感じた。
プレゼンテーションや、クラスメイトとのスナックパーティーなどを、英語を使って協力する楽しさを実感した。語学の試験では難しさを感じつつも、これまでの学びを活かしてやり遂げることができた。別れが近づくにつれ、ホストファミリーや友人との時間がかけがえのないものであったと強く感じるようになった。
今回の研修を通して、英語力の向上だけでなく、異文化理解や自立心も育つ充実した経験となった。ブリスベンで過ごした毎日は、私にとって忘れられない宝物である。支えてくれた家族、そしてこの機会を与えてくれた大学に心から感謝したい。