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留学体験記

【オーストラリア】短期語学研修レポート

【派遣先】クイーンズランド大学【派遣期間】2026年2月~3月
経済経営学類
 H・Sさん

私はオーストラリアのクイーンズランド大学にて短期語学研修に参加しました。本体験記では、大学での学び、ホームステイでの生活、オーストラリアでの経験について述べ、最後に全体の感想をまとめます。

まず大学についてです。私が通ったクイーンズランド大学は、ブリスベン中心部付近に位置しており、公共交通機関も発達しているため、非常に通いやすい環境でした。授業は日本と同様に教科書に沿って進行しますが、その中でも生徒が主体的に発言する機会や、生徒同士でディスカッションを行う場面が多い点が印象的でした。私は拙い語学力ながらも積極的に国籍の異なるクラスメイトに話しかけ、互いに教え合いながら学習に取り組みました。その結果、語学力の向上だけでなく、さまざまな国の文化や習慣について知ることができ、自身の視野を広げることができました。また、大学には多様なバックグラウンドを持つ留学生が在籍しており、彼らとの交流を通じて多くの刺激を受けました。

(写真下:クラスメイトの台湾人とコロンビア人)

次にホームステイについてです。私のホストファミリーは、母と息子2人、そして猫で構成されており、落ち着いた生活を送ることができました。部屋は十分な広さがあり、バス・トイレも共用ではありましたが、自由に使用することができたため、不便を感じることはありませんでした。ホストファミリーは多忙であったため、食事はシンプルなものが中心であり、家族で過ごす時間も多くはありませんでした。しかし、息子たちと年齢が近かったことから、共通の趣味について話す機会があり、楽しい時間を過ごすことができました。また、母親がロシア出身であったため、率直な意見やユーモア、皮肉を交えた表現に触れることができ、日本との文化や価値観の違いを実感する貴重な経験となりました。

続いてオーストラリアでの生活についてです。私が滞在した2月から3月は夏にあたり、気温が高く日差しも強い時期でしたが、湿度が低いため比較的快適に過ごすことができました。また、日本と比較すると生活リズムが早く、朝の活動開始時間や店舗の開店時間が早い一方で、閉店時間も早い傾向にありました。そのため、平日・休日を問わず朝の時間を有効に活用することができました。さらに、私が滞在したクイーンズランド州では、公共交通機関を50セントで利用できる制度があり、交通費を気にすることなく外出することができました。その結果、放課後や休日にはビーチに出かけたり、ゴールドコーストを訪れたりと、充実した時間を過ごすことができました。また、空港が近いという利点を活かし、休日にはシドニーへ旅行することもできました。

(写真下:Brisbaneの街の様子)

最後に感想です。今回の短期語学研修で、語学力の向上とともに、物事に対するマインドや新たな価値観を得ることができました。5週間と比較的短期間であったため、その限られた時間の中で自分を成長させるために何をするべきかを常に考えながら行動することの大切さを実感しました。一番印象に残っているのは、運動ニューロン疾患(MND)の支援のためのボランティアに参加したことです。小さな売店でホットドッグや飲み物を販売しながら募金活動を行う内容でしたが、地域の住民や担当者とさまざまなジャンルの会話をすることができました。また、海外で実際に働く経験を得るとともに、疾患についての理解も深めることができ、自身の視野を広げる貴重な機会となりました。さらに多様な文化的背景を持つ人々と関わる中で、自分の価値観が当たり前ではないことを認識し、相手の考え方や習慣を尊重する姿勢の大切さも学びました。このような経験は、日本にいるだけでは得ることが難しいものであり、海外で生活することの意義を強く感じました。今後は、この経験で得た学びを一過性のものにせず、日々の学習や生活の中で活かしていきたいと考えています。語学力のさらなる向上を目指すとともに、異なる価値観を受け入れる柔軟な姿勢を持ち続け、より広い視野で物事を捉えられる人間へと成長していきたいです。

(写真下:ボランティアに参加している様子)