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留学体験記

【オーストラリア】留学レポート

【派遣先】クイーンズランド大学【派遣期間】2026年2月~3月
経済経営学類
 W・Iさん

大学について

クイーンズランド大学での授業は平日に1コマ2時間を2コマであり、オールイングリッシュの授業であったため普段の大学生活よりも格段に英語を話す機会が増えました。私のクラスでは、日本人のほかにコロンビア人や台湾人、フランス人の学生がおり、発音が日本人の英語と異なるため、リスニングにおいて苦労することもありました。また、どうしても伝わらない時でも日本語を使うことができなかったため、なんとか自分で思いつく英語をしゃべり伝えることが難しかったですが、とてもいい経験になりました。

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ホストファミリーとの生活について

 私のホストファミリーは、五人家族で犬も飼っており、毎日にぎやかで充実した生活を送ることができました。特に、ホストマザーはブラジル出身であるにも関わらず、英語を流暢に喋っていて、勉強熱心な方だったので私やルームメイトに積極的に話しかけてくれ、私の拙い英語を理解してくれようとしてくれました。なんとか意味が伝わったときや面白いことがあったときに一緒に笑い合えたことが嬉しいと思うと同時に、もっと英語を勉強してうまく伝えられるようになりたいと思うことが何度もありました。

 ホストファミリーとの関わりによって気づけたことはほかにもあります。ホストマザーは英語を喋れましたが、グランドマザーはポルトガル語以外喋ることができなかったので、私とグランドマザーとの会話は、ポルトガル語かボディーランゲージでした。私は、ポルトガル語を全く喋れなかったので、よく使うポルトガル語をいくつか覚えたり、ボディーランゲージでなんとか伝えたり理解したりしました。最初は、共通の言語が無いのでコミュニケーションを取るのは難しいと思っていましたが、予想に反して言葉が通じなくてもなんとか理解できることも多く、コミュニケーションを取る時に一番重要なのは、伝えよう、理解しようと思う気持ちだなと強く実感しました。

オーストラリアと日本の違いについて

 ブリスベンで過ごした期間で、ブリスベンはとてもフレンドリーで優しい人が多いという印象を受けました。日常的にバスの乗り降りで運転手に「Thank you」と言ったり、目が合ったら笑いかけてくれたり日本にはあまりないとても素敵な文化だと思いました。滞在中に参加したボランティアで接客をした時に、私が注文を聞き逃したり、おつりで戸惑ってしまったりした時でさえも笑顔で接してくれる人が多く、心に余裕がある人が多いと感じました。挨拶や笑顔でいることが当たり前の環境で生活すると、自然と自分自身もそのように行動するようになり、とても前向きに過ごせたように思います。日本に戻ってからも恥ずかしがらずに感謝できるようにしようと感じました。

 オーストラリアと日本の大きな違いとして、一日の時間の使い方が挙げられると思います。オーストラリア人は、早寝早起きの人が多く、朝の時間を有効に活用してランニングやカフェに行っている人が多かったです。一方で、夕方には多くの店が営業終了してしまうため日本のように夜遅くまで活動する生活とは大きく異なり、最初はその生活リズムに慣れるのに苦労しました。しかし、朝型の生活に切り替わったことで1日が長くなり、1日を無駄にすることなく健康的に過ごすことができました。

 逆に、日本の良さにも気づくことができました。日本では食器を片づけたり、公共の場所を綺麗に使ったりすることが当たり前であり、オーストラリアと比べて綺麗で快適だと思うことが多かったです。日本人は、自分自身も含めてオーストラリア人と比べてシャイで消極的なイメージを持っていましたが、だからこそ周りに気を使って考えて行動することができ、公共の場所が綺麗に保たれているのかなと感じました。

 オーストラリアや日本のそれぞれ違った良さを現地で自分自身が経験することができ、私自身の考え方や価値観がまた広がったように思います。

5週間を振り返って

 二年生の三月は、就活を始める同級生が増える時期で、行くこと自体を悩んだ研修でしたが、私にとって間違いなく大きく成長できた5週間だったと思います。もともと人に質問することすら緊張してしまう性格でしたが、困ったら人に聞くことが一番の解決策だと学ぶことができました。少し面倒だと感じることや気の乗らないことも、実際にやってみると案外楽しいと感じたり、予想もしていなかった新しい発見があったり、挑戦する楽しさに気づくことができました。この経験を忘れずに自身の生活や学習に活かし、より積極的に新しいことへ挑戦していきたいと考えています。