

私は3月1日から3月14日まで、台湾の高雄市に行き、文藻外語大学での語学研修に参加しました。本プログラムでは、大学での中国語の授業や文化体験、現地の学生との交流を通して、言語と文化の両方を学ぶことを目的としていました。![]()
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本プログラムの授業は、一クラス4人ずつの少人数で午前と午後に分かれて行われていました。
午前中の授業では、教科書を使いながら主に文法を学びました。授業では自分で文章を作って発表する機会が多くありました。例えば、台湾料理のイラストを一枚選び、その紹介文を考えて発表し、その内容についてクラスで質問し合う活動を行いました。授業は基本的に中国語のみで行われていたため、最初はほとんど理解できず大変でした。
昼食は大学側が用意してくださった台湾料理を食べました。また、大学の近くで牛肉麺を食べる機会もあり、現地の食文化に触れることができました。
午後の授業では、主に拼音や声調の練習を行いました。宿題として、早口言葉のような文章を録音して提出したり、中国語で一言日記を作って録音して提出したりしました。授業では自分の録音を聞き、先生に発音を指摘してもらいながら直していきました。後半は実践的な会話練習で、飲み物の注文の仕方などを学びました。特に氷や砂糖の量、カップのサイズなど、実際に使える表現を学ぶことができました。
文化体験では、台湾の茶道や書道、篆刻などを体験しました。日本の文化と似ている部分もありながらまったく違う部分もあり、興味深く感じました。
また、土曜日には台南に行きました。台湾の神社でお守りを作ったり、孔子廟を見学したりしました。その際、台湾の春巻や杏仁豆腐、冬瓜茶など様々な食べ物を食べることができ、どれも印象に残っています。日曜日の午前中は自由行動で、ドラッグストアにお土産を買いに行きました。午後は語学パートナーの学生たちが少し遠くの大倉港に連れて行ってくれました。そこで台湾のかき氷をみんなでシェアして食べましたが、フルーツがとても大きくて甘く、美味しかったのが印象に残っています。
台湾で食べた食事が特に美味しく感じたのは、語学パートナーや大学の方々のおかげで、楽しく食事をすることができたからだと思います。
私は毎朝7時頃に起きてホテルで朝ご飯を食べ、その後9時頃にバスで大学に行っていました。授業後は、台湾の大学の日本語学科や応用華語学科の学生と交流する時間がありました。語学パートナーの学生たちは日本語がとても上手で、会話は日本語になってしまうことが多くありました。そのため、自分が中国語を話せないことに対して申し訳ない気持ちになりましたし、相手の語学力の高さに本当にすごいと感じました。また、会話が盛り上がっても自分は翻訳機に頼ってしまうことが多く、悔しい気持ちもありました。
交流の後は一緒にご飯を食べに行ったり、買い物に連れて行ってもらったりしました。服屋に行きたいと伝えると台湾のブランドのお店に連れて行ってくれるなど、とても親切にしてもらいました。交流は22時頃まで続くことが多かったです。その後は宿題をしていたため、寝る時間が2時や3時になることもあり、正直かなり睡眠不足でした。また、自分たちだけで行動した日もありました。コインランドリーで洗濯をした日は、気づいたら夜遅くなっており、飲食店も閉まりかけていました。ぎりぎりで空いていたお店に入り、薬膳鍋のような料理を注文しましたが、鶏肉は美味しかったものの、スープがとても苦くて驚きました。
また、お土産を買うためにドラッグストアやスーパーにも行きました。お菓子がたくさんあり、授業でもらって美味しかったものを実際に買うことができて楽しかったです。ドラッグストアではカラーコンタクトが棚一列に並んでいて驚きましたし、店内で日本の音楽が流れていたのも印象に残っています。![]()
今回の短期留学を通して、自分は中国語がほとんどできないということを強く実感しました。特に声調の難しさを痛感しました。頭の中では発音のイメージができているつもりでも、実際に声に出すと全く違う発音になってしまい、何度聞いても、何度練習しても思うようにできませんでした。
また、一度身についてしまった間違った発音のリズムを直すことができず、とても苦しく感じました。自分は音の聞き分けや再現があまり得意ではないのではないかとも感じ、音の学習の難しさを強く実感しました。
しかし同時に、音の学習こそが現地で最も役に立つものであるということも身をもって理解しました。発音がうまくできないこと、そして声調の違いによって全く違う意味の言葉になってしまう中国語を話すことには、強い不安や怖さがありました。
それでも、台湾の語学パートナーの学生たちは、私の不完全な中国語でも一生懸命聞き取ろうとしてくれました。その姿がとても嬉しく、実際に言葉が通じたときには安心すると同時に大きな喜びを感じました。この経験は、自分にとってとても大きな学びになったと思います。
今回の経験を通して、中国語の難しさと同時に、言葉が通じることの嬉しさを強く実感しました。特に発音や声調といった基礎の重要性を改めて認識しました。今後は、自分の苦手な音の学習から逃げず、少しずつでも継続して練習していきたいと考えています。そして、間違いを恐れずに中国語でコミュニケーションを取ることができるようになりたいです。