滞在の後半には、さらに福島の田舎を知ることができました。特に他の2地域は浜通りと会津です。
浜通りについて
ウィリアム・マクマイケル先生の授業を受講することで、私は浜通りの多くの伝統と現代の現実について学ぶことができました。夏には相馬野馬追という1000年前から続いている祭りに行きました。祭りの最後に行われた旗の争奪戦は、すべて馬上で行われ、とても楽しめました。先生によると、相馬野馬追の期間中は天候が悪くなることはなく、今年は日差しを遮るものがない猛暑だったそうです。それでも、浜通りの文化や歴史を知るいい機会になりました。
また、2011年に事故を起こした福島第一原子力発電所を訪問したのもハイライトでした。自分の目で見て、東京電力の社員の説明を聞くことができ、とても刺激的でした。過去に何が起こったのかと現在の様子について、より深く理解することができました。私にとっては、おそらく二度と経験することのできない貴重な体験であり、原子力発電所を見学させていただいたことに大変感謝しています。同じ日に、アーカイブセンター(三つの災害に関する博物館)も訪れ、こちらもとても楽しめました。何が起こったのか、本物の専門家に話を聞くことができ、多くを学ぶことができました。
会津について
もうひとつは、中通りの左側にある会津への旅です。会津への旅は、純粋に文化的なプログラムでした。この日はまず、中通りにある桃の農園に行き、桃を収穫して食べさせてもらうところから始まりました。福島は桃の産地として有名ですが、ドイツと大きく違うのは、リンゴのようにまだ固いうちに食べることです。
その後、中野不動尊という800年の歴史を持つお寺に行きましたが、特に赤い色が印象的でした。車でないと行きにくい場所にあったので、お寺がプログラムに入っていてとてもよかったです。
次の目的地は猪苗代湖。磐梯山の噴火によってできたもので、美しい景色を見ることができます。湖では泳ぐこともできますし、ペダルボートを漕ぐこともできるので、多くの人がやっていました。最後の訪問先は五色沼で、そこには色の異なる5つの湖が集まっています。福島に行く前から、ぜひ行ってみたいと思っていた場所なので、ツアーに組み込まれていて本当によかったです。湖は本当に美しく、自然もまた息をのむような美しさでした。
その後は数年ぶりに開催された福島市の花火大会を多くの人が出かけました。私は昔から日本の花火が好きなので、今年も体験できてとても嬉しかったです。
全体として、素晴らしい旅であり、それを実現するために尽力してくれたウィリアム先生にとても感謝しています。
福島県のこと、文化や歴史など、多くのことを学び、理解を深めることができたと思います。
私の留学生活はこれ以上ないほど素晴らしいもので、コロナという制約があるにもかかわらず、多くのことをすることができ、すべての経験にとても満足しています。
特に、知り合いになった人たちや、お世話になった国際センターには感謝したいと思っています。