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留学体験記

【交換留学生より】福島大学での半年間の学びと成長

【出身国 / 大学】中国 / 河北大学
【在学期間】2025年4月~ 経済経営学類特別聴講学生 H.Tさん

大学2年生になったばかりの時、私は福島大学に1年間交換留学することを決めました。この決断をした理由やきっかけは、正直とても軽いものでした。

当時の私は、毎日少しずつしか成長していないように感じていて、前に進んでいるどころか、後ろに下がっている気がしていました。将来何をすればいいのか、毎日不安で、目の前の授業に集中することもできませんでした。だから、自分に長い「お休み」をあげようと思いました。もっと広い世界を見てみたかったし、新しい環境で成長して、まったく新しい自分になりたかったのです。

決断することは簡単でした。でも、その結果を受け入れることはとても大変でした。日本に来る前は、「ちゃんと環境に慣れるかな?」「トラブルがたくさん起きたらどうしよう」と、毎日とても不安で、夜もよく眠れませんでした。

でも、実際に来てみると、すべてが思っていたのと違いました。たくさんの友達ができて、携帯の契約や銀行のカード作りを手伝ってくれたり、一緒に遊びに行ってくれたり、いろいろな経験やアドバイスを教えてくれたりしました。

たくさんの人と出会い、たくさんの話を聞いて、たくさんのことを経験しました。その中で私は、人はみんな、どこかに「苦しさ」を持っていると感じました。でも、今の私はその「苦しさ」こそが良いことだと思っています。なぜなら、苦しいからこそ、もっと未来に期待したり、前に進もうと思えたりするからです。苦しさは、ある意味「上に進む力」だと思います。

私は、思っていたよりもずっと強くて、たくましい人間でした。少しずつ、自分の気持ちを受け入れられるようになってきました。うれしい気持ちも、苦しい気持ちも、悩む気持ちも、全部の感情が合わさって、今の「私」ができているんだと思えるようになりました。

きっと、これが「見聞を広める」ということなんだと思います。

この半年で、東京、郡山、仙台、鎌倉、江の島、横浜など、いろいろな場所にも行きました。旅行を通して、私は少しずつ成長してきたと思います。

「少しずつ」は、きっと一番早い成長の方法ですね。

半年後の私は、もっと強くて、もっと勇気のある人になっていたいです。

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中国语訳:

刚上大二的时候,我做出了来福岛大学交换一年的决定。当初做这个决定的理由和过程都是很草率的,我觉得大二的我每一天的进步都太微小了,微小到我甚至不觉得自己在向前走,反而是在向后退,我每天都在焦虑自己未来做什么,反而没有动力去学好当下的课程。所以我决定给自己放一个长长的假,我希望我可以去长长见识,我希望换一个环境生长,变成一个崭新的自己。

做决定很简单,承担做决定的后果却很难。来之前我每天都很担心自己无法适应环境,害怕自己遇到数不清的麻烦,焦虑到无法入眠。

还好,一切都和我想的不一样,我遇到了很多很多的朋友,他们帮助我办卡、办手机号、带我出去玩,向我传授他们的经验...我见到了很多人,听了很多故事,遇到了很多事,我发现人的底色其实是痛苦的,但是我现在觉得痛苦是一件好事,因为永远对未来有渴求,永远有憧憬,痛苦是另一种向上的力量。还好,一切都和我想的不一样,我比我认为的更加强大与坚强。我慢慢学会接纳自己的情绪了,快乐的,痛苦的,纠结的,一切情绪交织融合构成了复杂的我,我慢慢的学会接纳自己。所以我想这就是我长的见识吧。这半年来我也去了很多的地方,东京、郡山、仙台、镰仓、江之岛、横滨...在旅行中,我也在慢慢成长。我想,"慢慢"是最快的成长方式啦。

希望半年后的我,更加坚韧与勇敢。