ここ近年、海外の治安情勢の悪化が顕著となっており、海外渡航にあたって事件・事故等のトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。そのため、国際交流センターでは、JCSOS（海外留学生安全対策協議会）に加入し、学生の皆さんが教育・研究活動で海外渡航を行う際には、JCSOSの提供する緊急事故支援システムに登録することとしました。ただし、本システムを利用する場合、①渡航者の海外旅行保険への加入、②渡航者の緊急連絡先の提供、が条件となります。
　そのため、海外渡航する学生で下記の「対象者」に該当する場合、渡航前に以下の手続きを実施してください。

対象者

国際会議や学会への出席、または、自身の研究活動に従事するために海外に渡航する学生。
※旅行、ワーキングホリデー、本学以外の機関（生協を含む）が主催するインターン、本学以外の機関（生協を含む）が主催する語学研修などは対象外です。

手続き

１. 「海外渡航届」を記入し、渡航５日前までに国際交流センターに提出してください。「海外渡航届」はライブキャンパス、本学ホームページ（「各種申請書・手続き関係」もしくは「国際交流」のページに様式が掲載されているほか、国際交流センターにも用紙があります。

２．海外旅行保険に必ず加入してください（保険会社は任意です）。加入したら、渡航５日前までに保険証書の写しを国際交流センターに提出してください。（上記１と２は、できれば同時に提出してください。）

 ３．　「たびレジ」に登録してください。「たびレジ」とは、外務省が提供する海外旅行登録システムで、渡航先の近くで事件や事故が起きた場合に在外公館からすぐに情報提供を受けることができるシステムです。たびレジ登録は、以下のアドレスからできます。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
（検索画面で「外務省　たびレジ」で検索するとトップで表示されます。）
なお、たびレジ登録ができるのは、日本国籍を持つ者のみです。留学生等については、出身国の大使館・領事館に各自で問い合わせてください。

 ※緊急事故支援システム・・・・学生が海外渡航プログラム期間中に事件や事故に巻き込まれた場合、JCSOSが大学及び渡航学生の対応の支援を行うとともに、大学が事故対応のために負担する経費（教職員の現地派遣旅費等）の補償を行う制度。