2月17日～18日に三年ぶりの留学生研修旅行が実施され、25名の留学生が参加しました。

　初日は会津若松の鶴ヶ城を訪れました。天守閣が工事中のためお城に上ることはできませんでしたが、南走り長屋の干飯櫓で上映されていたデジタルアート「鶴ヶ城 光の歴史絵巻」を見学しました。お茶室｢麟閣」でのお抹茶体験では、スタッフの方からお作法の説明を受け、抹茶とお菓子をいただきました。

　▲晴天の鶴ヶ城

▲お抹茶体験。「とても苦い!」



次に下郷町の大内宿を訪れました。例年よりも雪が少ないようでしたが、雪灯籠やかまくらがあちこちに作られており、留学生たちは記念撮影をしながら、昔ながらの風情を楽しみました。


▲かまくら初体験

▲宿泊場所は「会津芦ノ牧温泉　大川荘」

二日目は会津美里町の「流紋焼」で陶芸を体験しました。最初に、作業場で焼き物が出来るまでの工程を見学し、その後、制作会場で粘土の扱い方や作り方のコツなどを教えていただきました。ほとんどの学生がはじめての陶芸ということで、最初は戸惑っていた様子でしたが、楽しみながらオリジナルの作品を仕上げました。

▲作業場の見学

▲何を作ろうか...

▲仕上がりが楽しみです

次に、猪苗代町の野口英世記念館を見学しました。野口英世が千円札に描かれていることは知っていても、どのような活躍をしたのかは詳しくない学生が大半だったので、興味深く展示を見て回りました。

▲英世ロボットの繊細な動きにくぎ付け



昼食の後は渡り鳥の飛来地として有名な猪苗代湖の長浜を訪れ、渡り鳥への餌付けと冬景色を楽しみました。
この旅行で留学生たちは交流を深めるとともに、福島の新たな魅力を発見することができたようです。

▲集合写真