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留学体験記

【オーストラリア】5weeks in Australia

【派遣先】クイーンズランド大学 【留学期間】2016年8月~9月
人間発達文化学類 H.Rさん

オーストラリアでの5週間はとても楽しいものでした。今までで1番の思い出になったといっても過言ではないと思います。

研修の概要

 私は今回のプログラムで、2016年8月28日から同年9月30日の5週間、オーストラリアにあるクイーンズランド大学(The University of Queensland)(通称UQ)に付属する英語語学学校(ICTE-UQ)に通い英語を学びました。また、5週間ホームステイをし、オーストラリアの生活に触れることができました。

動機とオーストラリアでの生活

動機
 なぜこの留学に行こうと決めたのかというと、高校の時に世界史が好きでいつか海外に長く行ってみたいと思っていたということと、単純に楽しそうだなあという好奇心からでした。私は海外経験が少なかったので、最初は3週間のプログラムと5週間のプログラムで迷いました。しかし、どうせ行くなら長いほうが楽しそうだと思い、しかも2年生以上だと14万円の奨学金がもらえると聞いたので5週間に決めました。5週間オーストラリアで過ごす!という目標ができたので、アルバイトや授業も頑張れました。

オーストラリアでの生活
 オーストラリアについて、ホームステイと学校通いが始まりました。私は大学に入ってから、ほぼ英語に触れていなかったので、私の英語力は乏しいものでした。
 平日はバスで学校に行き、すべて英語の授業を受けました。授業は午前中に2時間×2コマの授業でした。また、クラスは20人弱でグループワークが中心でした。私のクラスは6割くらいが日本人で、あとはサウジアラビア人や韓国人など、いろいろな国出身の人と一緒に授業を受けました。私は今まで人の前で自分から発言したりするのが恥ずかしいと感じてしまうタイプでしたが、外人はみんな積極的に発言していて、とてもいい刺激をうけました。先生も、さすがオーストラリア!と感じるようなユーモアのある先生でした。授業では、動画を見たりゲームをしたりすることもあり、毎日計4時間授業を受けていたのですが、楽しくてあっという間に過ぎていました。苦手だったグループワークも、だんだんと慣れていき楽しくなっていました。日本人じゃない友達ができて、英語でコミュニケーションをとれることがうれしかったです。
 授業が終わると友達と大学でお昼を食べました。大学で買って食べることが多かったですが、後半はサンドイッチを作って持って行って節約することもありました(オーストラリアは物価が少し高いので)。毎日放課後はUQのアクティビティがあり、WASABIというサークルに行って、他国籍の人と話したりしました。私はWASABIでオマーン出身のUQ生と友達になり、そのこと放課後遊びにいくこともありました。外人の友達ができると、もっと英語を勉強しよう!という励みにもなりました。

ホームステイファミリー
 私のホームステイファミリーはファザー、マザー、私と同じくらいの年の子供3人という構成でした。ファザーもマザーもとても優しく、私はこのホストファミリーが大好きです。私は最初ほぼ英語が話せませんでしたが、それでも私の言う単語を聞き取ってくれました。また私も最初はファミリーが何を話しているのかわかりませんでしたが、だんだんと慣れていき、ききとれる単語が増えていくのはうれしかったです。夕食は家族みんなで食べ、そのあとは一緒にテレビを見たりしました。ご飯もおいしく、毎日過ごすのが楽しかったです。それだけに別れるのは寂しかったです。(写真右:ホームステイファザーマザーと)

休日
 休日は友達と海に行ったり遊園地に行ったり、シティでショッピングをしたりして楽しみました。また、このプログラムにはシドニーに行くのも入っていたので、シドニーにいくこともできました。行った先ではもちろんどこも英語の環境なので、わからないことはすぐ人に聞く、という習慣もできました。

終わりに

 私はこのプログラムに参加して本当によかったと思います。ホームステイをしてオーストラリアの生の文化に触れることもできたし、家族の一員として過ごすという貴重な経験ができました。また外人の友達もできて、英語を勉強して、毎日が充実していました。私はこの5週間を経験し、より海外に興味をもつようになり、そういった仕事もいいなと思うようになりました。また、考え方も変わり、行く前よりものごとをポジティブに考えられるようになったと思います。交換留学や、国際的な活動にも興味をもち、やってみたいなと考えるようになりました。
 また、現地で日本の魅力のプレゼンを英語で行いました。英語でプレゼンするのは初めてで、緊張しましたが、自分の思いを伝えられるプレゼンができたと思います。また一歩成長することができました。(写真左:プレゼンでの写真)