福島大学トップ福島大学の国際交流国際交流ブログ > 【ドイツ】留学中間レポート②

国際交流ブログ

【ドイツ】留学中間レポート②

【派遣先】ルール大学ボーフム 【留学期間】2016年3月~派遣中
現代教養コース3年 細川 真歩

ルール大学での2セメスター目


 7月末から始まった長い夏休みが終わり、10月中旬からドイツでの2セメスター目が始まりました。後期からタンデムパートナーの友達に誘われて、ゼミに参加しています。そのゼミではドイツ人15人と私を含め2人の日本人で、江戸時代に使われていた「変体仮名」で書かれた料理本を現代の日本語に直し、その後ドイツ語に翻訳していくという作業をしています。今はまだ現代の日本語に書き直している途中なのですが、日本人の私よりドイツ人の友達の方がはるかに速いスピードで変体仮名を読んでいくので驚きます。ゼミではみんなが真剣に取り組み、毎週中身が濃く2時間もあっという間に過ぎていってしまいます。クリスマスが近づくとみんなでクリスマスマーケットへ行く計画を立て、ゼミのみんなでクリスマスマーケットへ出かけました。いつもはグループに分かれ作業をしていたのであまり話したことのなかった友達もいましたが、この機会にたくさん話すことができ、仲を深めることができました。

 前期に続きドイツ語のクラスも継続しています。前回の報告書にも書いたように、タンデムパートナーと会話の練習をしているおかげで授業中の会話の練習も前期に比べるとはるかにすらすらと言えるようになったのではないかなと感じています。自分の考えを前期と比べて素早く言えるようになったおかげで、授業中の発言の量も増えたし、休憩時間は周りの友達と世間話をすることも難しいことじゃなくなりました。2月には筆記試験があるので会話だけでなくしっかりと筆記試験に向けた勉強をしていきます。
 私は勉強をするときによくルール大学の図書館で勉強をします。図書館にはカフェも入っており、休憩にカフェにコーヒーを飲みに行ったりもします。試験前は席が見つからないほどたくさんの学生が朝から図書館に行くということを先学期学んだので今回は私も朝早くから行動していこうと思っています。
(写真下左:大学の図書館 写真下右:図書館の中にあるカフェ)

ドイツでの生活について   

 
 私は自分自身がドイツの生活にだいぶ慣れてきたのではないかなと感じています。スーパーやレストランではもちろん何の問題もなく買い物や注文することができます。少し遠出をして場所が分からなかったり、問題が発生した場合も周りの人に聞いたり、放送を聞いたりして理解することができるようになってきました。私は今でもリスニングが苦手ですが、いまはドイツに着いた当初と比べると明らかにリスニング力は伸びたのではないかなと思います。これも私はタンデムパートナーのおかげだと思っています。
 前回の報告書にも書いた通り、今学期も週に5回タンデムをしています。タンデムの仕方は人それぞれですが、私の場合は1人の人と2時間タンデムをするうえで最初の1時間をドイツ語、後の1時間を日本語で話すようにしています。話の内容は日常会話で、自分が分からない表現が出てきたときにタンデムが助けてくれてそこで新たに新しい表現方法を教わったり、私が間違って覚えた表現方法を直してくれたり、タンデムが日本語で話しているときは私がその逆をするという形でタンデムをしています。ひたすらしゃべり続けるので本当にいいトレーニングになります。リスニングの練習にももちろんうってつけです。やはり、いくら自分の意見を言えるようになったとしても相手の言っていることが理解できないと話が進みません。相手の言っていることが分かることでどんどん話が進んでいき回を重ねるにうちどんどん充実さが増していっているような気がします。
 私はタンデムパートナーを少なくとも4人は作ることをお勧めします。多すぎてもなかなか自分の復習の時間が取れなくなってしまうということがあったりすると思うので自分ができそうな範囲でタンデムパートナーを探してみて下さい。
(写真下:タンデムパートナーとクリスマスマーケット) 

 普段ルール大学に来る日本人留学生は日本語学科のドイツ人との交流が多くなりますが、私は運よく物理学の友達と交流することも多いです。それも日本に興味のある物理を専攻している友達と出会うことができたからです。その友達は趣味で日本語を勉強しています。仲良くなったおかげで物理学科のパーティや友達の家によく連れて行ってもらいます。もちろん日本語を勉強しているのはその友達だけか、日本のアニメや漫画に興味を持って少しだけ日本をを喋れる人もいます。ですがそのパーティや友達の家に行くと、もちろんドイツ語だけです。日本語学科の友達ともよくパーティや買い物に行ったり、友達の家に行ったりもしますが日本語学科なだけあって、どうしてもわからない時があれば日本語で聞くことができました。しかしここでは何があってもドイツ語です。これは私にとって本当に貴重な体験ですし、ここからたくさんの友達ができました。
 また私は彼らから宇宙についてたくさん教えてもらいましたが私の今のドイツ語力では半分ほどしか理解ができないので、もっともっと勉強していかないとなというモチベーションになります。専門用語がたくさん出てきてそのたびに毎回ゆっくり解説してくれる友達にはいつも感謝しています。彼らと知り合って知ったことは彼らは物理を心の底から愛しているということです。パーティでも友達と遊ぶ時でもいつでも物理の会話が飛び交っていてなんだか楽しかったです。日本について興味を持ってくれて、秋にはみんなでお寿司パーティをしたりしました。少しでも日本について興味を持ってもらえたことが嬉しかったです。 
(写真下:友達の誕生パーティー / タンデムパートナーとクリスマスクッキー作り)

残り2カ月の留学生活

 
 私の留学生活も残り2か月を切ってしまいました。いままではすべてが順調に行っていたわけでは決してなく、全然ドイツ語が理解できない、うまく話すことができない、まだ5か月もある、、、などマイナス思考になってしまったこともありました。留学に行く前はこんなこと絶対に思わないだろうと思っていたので、こんな気持ちになった自分にすごく驚いたし、すごく悔しい思いをしました。
 この状況を変えるために何ができるのだろうと考えたときに、出た答えは「勉強するしかない」でした。今は何とかその状況から脱出することができ、あと2か月で日本に帰ってしまうのが本当に考えられません。もっとドイツでドイツ語の勉強をしたいですし、ここで出会った友達と別れてしまうことが悲しいです。ですがドイツに来なければ出会うことができなかった友達がたくさんいます。ドイツだけではないです。ドイツ語のクラスで仲良くなったイタリア、インド、フランス、中国、台湾、、、たくさんの出会いに刺激をもらいました。世界中どこの国でもみんなそれぞれがそれぞれの目標に向かって頑張っています。私も負けてはいられません。試験に向けてこれからも気を抜かずに勉学に励んで、残りの日々をより充実した日々にできるように生活していきます。
(写真上 : UNIセンター。ここにはスーパー、アジアショップ、レストラン、コピーショップ、郵便局、生活に必要なものはここで買えます。)
(写真中 : 植物園の中にある中国の庭)
(写真下 : 通学路)