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【ルーマニア】最終レポート

【派遣先】ブカレスト大学   【留学期間】2016年2月~2017年1月
人間発達文化学類2年 増山 有紀

はじめに

 2016年2月から2017年1月まで、ルーマニアの首都ブカレストにあるブカレスト大学に留学していました。留学の話をするとまず聞かれることが、ルーマニアはどこにある国で、どんなところなのかということでした。ルーマニアは東欧で、ギリシャの2つ北にあります。東は黒海、北はウクライナとモルドバ、西はハンガリー、南はブルガリアと国境を接します。元々共産党の国で、共産党主義時代の建物もたくさん残っております。
 治安はそれほど悪くなく、カバンを閉め忘れたままバスやメトロに乗ると、物を取られるより先に注意される程です。ルーマニア人は優しく暖かい人が多く、困ったことがあると親身になって助けてくれます。治安に関しては、基本的なことさえ気を付けていれば大丈夫という印象でした。ここ数年で、野犬の問題や偽タクシーの問題なども改善されてきているようです。


▲日本語学科の学生

▲友達の誕生日パーティー           

 

学習

 英語学科に所属し、現地の学生とともに英語で英語の授業を受けました。授業は基本的に3種類あります。
 1つ目はLecで、音韻学や構文学など学年によってトピックがわかれています。
 2つ目Texteで、文法や語彙を学び、ディスカッションも行われます。
 3つ目はLitで、英米文学をやりますが、学年ごとに大まかな内容分けがされています。
 人数が多いクラスと少ないクラスがあり、多いクラスは講義中心で、少ないクラスは自主的に何かをやることが要求されます。文学の授業は、これまでの積み重ねもあるため、上の学年や人数の少ないクラスに入ってやっていくのが難しそうでした。
 私が受けていたLecの音韻学のクラスは、資料が少なく、先生の説明がほとんど口頭だったため、ノートはディクテーションしていくしかありませんでした。友達の助けもあり、なんとかついていくことができましたが、ルーマニア人は文字を筆記体で書くので、ノートを見せてもらっても慣れない筆記体で最初はつまずいていました。

▲寮でのクリスマスパーティー

▲手作りのイースターエッグ
         

生活

 春にはイースターの休みが1週間ほどあります。ルーマニアはカトリックやプロテスタントではなく、正教会なのでイースターの日程に少しずれがあります。
一人暮らしをしている多くの学生は帰省し、家族とサルマーレという伝統的な料理やご馳走を食べます。
 私はイースター休みの間、ルーマニア北部のマラムレシュ地域出身の友達の家にお邪魔しました。お父さんお母さんや兄弟も英語を話し、おばあちゃんも簡単な英語を話すことができました。友達は、イースターエッグの作り方やルーマニアで流行っている遊びなどを教えてくれました。お母さんとは伝統的なお菓子パパナシを作り、お父さんの運転では教会群や大きな湖がある山に行きました。普段の生活では学べないことを教えてもらえたり、自分たちの足では行きにくいところに連れて行ってもらったりと、とても充実した休日でした。

 もう一つ大きな祝日といえばクリスマスですが、クリスマスは大きなお店なども閉まってしまうため注意が必要です。クリスマスの少し前から、国民の館前でクリスマスマーケットがはじまったり、通りごとにイルミネーションがされたりと、街は賑やかになっていきます。寮ではクリスマス会が催され、みんなでクリスマスツリーの飾りつけをし、伝統的な歌を歌いながら、ホットワインを飲んだりお菓子を食べたりしました。男性陣を中心に数時間歌を歌い続けていました。現地の学生たちは留学生にも気さくに声をかけてくれました。


▲サリナトゥルダ(塩の鉱山)

▲ペレシュ城