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【オーストラリア】クイーンズランド大学語学研修を通して

【派遣先】クイーンズランド大学   【留学期間】2017年2月~3月
人間発達文化学類2年 久岐 梨奈

 2017年2月から3月の5週間、オーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド大学(UQ)での短期語学研修に参加しました。私にとって今回のプログラムが初めての海外渡航であったため、出国直前までパスポート申請や保険加入、クレジットカードの作成などの様々な準備に追われ忙しかった記憶があります。しかし、高校生からの夢であった海外留学を実現できる嬉しさとこれから始まる新しい環境での生活に期待と不安を抱きながら、無事にオーストラリアでの留学生活をスタートすることができました。

 福島から成田空港までバスに5時間乗り、9時間かけてオーストラリア・ブリスベン空港に到着しました。到着したのは現地時間で午前5時だったのですが、大学の職員の方が空港まで迎えに来て下さり大学まで送迎していただきました。私たちが5週間滞在したのは、クイーンズランド大学のキャンパス内にあるICTE-UQという語学学校で、世界各国から多くの人々が英語を学びに来ていました。ICTEに通う人々は、国籍だけでなく英語を学んでいる目的や語学学校に通っている期間も様々で、お互いに刺激を与えたりもらったりしながら意欲的に英語を学習することができました。

 この短期語学研修は5週間のプログラムだったのですが、私は教員免許取得のための実習の関係で本来のプログラム開始日より4日ほど遅れて出発することとなりました。今振り返ると、オーストラリアでの生活は本当に1日1日が新しい出会いや発見に溢れており、一言では表せないくらい充実したものでありました。そのため今では「できるなら5週間の全日程に参加したかったな」と感じています。

 遅れてICTEに到着すると、他の学生は既にクラス分けもされ授業も始まっており、途中参加という形になることを告げられました。英作文やSpeakingの簡単なテストを受け、これから所属するクラスのレベルを 告げられると早速クラスに案内されました。他の学生は既にプログラムを開始していたため、遅れて到着した私たちは何も分からない状態でありこれからの生活への不安がとても大きかったことを覚えています。私はレベル4に所属になり、クラスには日本人の他に、トルコ、中国、タイ、クウェート出身の人がいました。最初にICTEには世界各国から学生が集まると聞いていたため、あまりにも多くの日本人に正直驚きを隠せませんでした(笑)後に聞いてみると、日本の大学が春休みの期間ということもあり、毎年日本人大学生は多くの割合を占めているそうです。

 授業は月曜日から金曜日の8:15~12:15で午前中に2時間×2コマの授業がありました。教科書の題材を用いてwriting、reading、実際のニュース番組を観てlistening、ペアやグループでのアクティビティでspeakingなどの練習を行いました。授業では4~5人で机を合わせてグループを作り、英語でうまく表現できない場合や質問の意味が分からない場合などはグループで共有しながら疑問を残さないようにしていました。授業は13時前には終わるので、お昼を友達と食べた後は午後からは何をしても自由な生活でした。オーストラリアは物価が高いので、大学のフードコート(学食)でお昼を買うと日本円で700円以上かかってしまいます。そのため、近くのショッピングセンターに週1回行ってスーパーで食パンと野菜やチーズを買いサンドイッチを持って行って節約していました。節約した分、土日に遊べたり買い物ができたりするのでおすすめします!

 午後はアクティビティがあり、スポーツ、映画、conversation club、ダンスなど様々な体験ができました。(上の写真は、ズンバのアクティビティに参加した時の写真です)費用はほとんど無料であり、海外の友達を作る良い機会になりました。また、UQには日本語や日本文化に興味がある学生が集まる「WASABI」というサークルがありそこに属する学生は日本語も堪能な人が多く、放課後遊びに行ったり大学を案内してもらったりして友達を作ることができました。日本に帰国した後も、メールのやり取りを続けていて英語を練習・使う貴重な機会になっています。

 休日は、1日フリーになるのでクラスメイトや福大から一緒に行ったメンバーと、BBQをしたり、遊園地、ショッピング、GoldCoastというビーチに行ったりして遊びました。GoldCoastはオーストラリアでも有名な観光地の一つで、とてもきれいな海があることはもちろん、Q1というタワーにあるSKYPOINTという展望デッキから見るビーチは格別でした。
 どこかに行くときはバスか電車を利用していたのですが、オーストラリアのバスには日本のバスのように次の停留所のアナウンスがないので、自分が降りるバス停を覚えて降車ボタンを押さなければなりませんでした。通いなれた道ではないので、何度も目的地を過ぎてしまうことがよくありました(笑)大学からバスで20分のところにあるCityには、スーパーやショッピングモール、レストランなどがあり、平日でも多くの人々で賑わっていました。そこで出会った現地の人々との触れ合いを通して、オーストラリアの雰囲気も感じることができて楽しく過ごせました。

 滞在中はホームステイをするのですが、運よくホームステイ先にも恵まれ充実して楽しく生活することができました。ホームステイ先は大学からバスで5分、徒歩でも通える距離だったのでとても恵まれていました。(バスを乗り継いで片道1時間かけて来る人もいたので!) 私のホームステイ先には83歳のおばあちゃんとタイ出身の留学生がいたので、私を含めて3人で生活していました。朝ごはんは「冷蔵庫から好きなもの食べていいよ!」と言われていたので、主にトースト、フルーツ入りヨーグルトを食べていました。夜ごはんは基本的にマザーが作ってくれました。私のホストマザーは20数年間留学生を受け入れてきたらしく、いろんな国の料理を作ってくれたので、オーストラリアの料理だけでなく日本食も食べることができました。また、土日に車で遠くに連れて行ってくれたり親戚の家で開かれるホームパーティーに混ぜてくれたりと、海外でしかできない経験をすることができました。特にCityを流れているブリスベン川を1周するCityCatというフェリーに乗って見に行った夜景はとてもきれいでした。

 この5週間のプログラムを通して、海外で生活することはもちろん、海外の人や他の大学生と同じ環境で授業を受けることによって、自分の英語学習における意識の低さに気づきもっと英語が話せるようになりたいと強く思うようになりました。語学学校には同じ時期に日本人が多いということもあって、日本語を話そうと思えばいくらでもその機会はありました。しかしそれだと英語を使う機会がぐんと減ってしまうので、私はできるだけ英語を使うように心がけていました。また、クラスには良い仕事に就くために英語を学んでいる人や、高校生なのに休学して来ている人もいて、毎日刺激をもらいながら真剣に学習できてよかったと思います。この留学の経験を通して、将来の目標であった教師という夢への思いが高まるとともに、もっと英語を話せるようになってもう一度海外に行きたいと思うようになりました。「海外に行ってみたい!自分を変えたい!」理由は何でも構いません。少しでも留学に興味があるなら、ぜひこのオーストラリアでの語学研修プログラムに参加してみてください。きっと将来のみなさん自身のためになりますよ!!