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【ベラルーシ】交換留学中間レポート

【派遣先】ベラルーシ国立大学   【留学期間】2017年2月~派遣中
人間発達文化学類2年 楊 入聖

 
 あっという間に三ヶ月が過ぎました。ベラルーシ大学での生活の毎日は、新しい発見で満たされています。

 ベラルーシ国立大学のキャンパスは、一つにまとめているわけではなく、施設はそれぞれ、首都ミンスクの中心地に分散されており、建築された時期も違います。交換留学生が所属する国際関係学部のキャンパスは、駅の隣に建てられていて、比較的新しいビルです。

 文化、生活の違いは自分の想像以上です。様々なところで学び、見学することができますが、こちらでは英語はあまり使われていないので、ロシア語の語学力が自分にとって今一番必要となっている能力です。

 学校でロシア語を一年間勉強していましたが、現地に臨んで、地元の方と会話できるレベルにはまだかなりの距離があると感じます。初めて来た日、道を聞こうと思い、街で地元の方に話かけてみましたが、返答があまりにも速かったので、少しも聞き取れなかったです。幸い、地元の方はとても親切で、行きたいところの近くまで連れて行ってくれました。

手続きについて

 学校に着いたら、一番優先すべきことは、ビザ、滞在期間の延長です。初めにもらった滞在許可は三ヶ月しかありません。延長手続きの必要時間は約2週間なので、優先しないとあっという間に三ヶ月がすぎて、迷惑をかけてしまうかもしれません。
 ビザ以外、入学時の手続きは二つあります。指定された当地の病院の健康診断書と学校が認める保険証明です。病院と入管は、全て自分で行く必要がありますので、現地に着いたら、すぐに現地にいる日本人に連絡するのをお薦めます。知人がいない場合、学校が助けてくれる方を紹介してくれますので、コミュニケーションについては心配しなくても大丈夫だと思います。
 手続きの用意が終わったら、学部長に会い、正式は勉強が始まります。国際関係学部に所属する授業は全部選ぶことができますが、語学力が足りないと思う場合、予備クラス(語学クラス)に編入することもできます。授業で使うのは、こちらで出版された、英語版の教科書です。授業はほとんどロシア語で進みますが、説明する時、先生が英語を使ってくれる場合もあります。ロシア語の授業は、一日三時間です。

 学寮について

 ベラルーシ国立大学の学寮は、ミンスクに分散されていて、学校に近い寮もあれば、遠い寮もあります。寮は留学生と現地の学生が一緒に使ってますが、ルームメイトは出身国が近い人を優先するそうです。一部屋につき三人が普通ですが、二人部屋の場合もあります。それぞれの寮の見た目も少々違います。 寮に長期入居する場合にも健康診断が必要ですので、着いたらなるべく早く受けるのをお薦めします。要注意なのが、コンセントの種類が日本と違いますので、転換コンセントを用意するようにしてください。
 
 寮の中には共有の自習室、厨房が階ごとに備えてあります。厨房の清掃は、当番制で、月一回当番することになります。
 学校の留学生はかなり多いですので、たまに寮で食事会、外でパーティーを開くこともあり、国際コミュニケーションをするチャンスはとても多く、他の国の文化、思想などもたくさん知ることができます。会話能力の練習にもなります。

ミンスクについて

 ミンスクの気温は福島と比べると少しだけ寒いですが、冬が長く、天気の変化が激しいです。五月なのにたまに気温がマイナスになるときがあります。雨は多いですが、降ったり止んだりし、変化がとても速いです。でも、傘を使う人は意外と少なく、割合は半分ぐらいしかなく、傘も高くて買いにくいです。
 交通はとても便利で、地下鉄、バスは街中を巡っています。スーパーもたくさんありますので買い物に困ることはありません。パン、サラダ、寿司まで売っていますが、日本と違い、量り売りが普通です。なお、物価は日本と比べるととても安いです。

 三ヶ月間の感想

 初めて西洋の国の生活を体験し、身をもって文化の違いを感じました。東洋人は目立つので、少々不自由を感じています。ベラルーシの方々は、想像したイメージとはとても違い、親切で、ゆとりをもっている性格です。治安もとても良くて、最初抱いていた不安は少なくなりました。
 ベラルーシは、ソビエト思想の一部を受け継ぎ、昔の伝統を重んじる国です。レーニンの像は都心中心地の広場に建てられています。伝統行事や祭りも多く開催されています。
 文化、伝統を体験する一方、自分の語学力不足を思い知らされています。最初に来た時は、数字を上手く言えなくて、買い物すら難しかったです。地元の方の意見などを聞こうとしても、知らない表現が多いです。ロシア語以外の授業を取るには、かなりの能力が必要ですので、今は毎日語学に励んでいます。