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【韓国】最終レポート

【派遣先】韓国外国語大学校   【留学期間】2016年2月~2017年2月
行政政策学類4年 岩井 麻結

 

はじめに

 私は、2016年2月から2017年2月までの1年間、交換留学生として、韓国ソウルにある韓国外国語大学校に留学しました。
 留学を決める前から、韓国について興味があり、留学をしながらもっと韓国について知りたい、韓国語を本場で学んできたい、という思いが強くなり、留学を決めました。海外で生活するのは、ほぼ初めてで、韓国語の日常会話もままならずに大変なこともありましたが、すぐに留学生活に慣れていき、たくさんの人たちとの出会いもあり、この1年間の留学生活は私にとって大切な思い出となり、日本ではできなかった貴重な経験の場となりました。その経験を少しですが紹介したいと思います。

 

韓国での生活について

 私は韓国の首都であるソウルで生活していました。ソウルは、日本でいう東京であり、とても栄えているという印象です。 物価も基本的には日本とほぼ変わりはないので、あまり異国という感じはしないように感じます。
 韓国に来て、とても驚いたことがありました。それは、交通が発達しており、交通費がとても安いということです。地下鉄もバスも初乗り運賃が120円ほど。地下鉄は距離によって運賃が加算されていきますが、バスはどんなに長い距離でも初乗りの運賃で行くことができます。地下鉄もバスも自由に乗り換えもでき、公共交通機関で行けない場所はないといっても過言ではないくらい、路線もたくさんあり、とても交通の便がいいと思いました。
 韓国の食事は、辛いイメージが強いですが、全てが辛い訳ではなく、料理の種類も多くあります。大学近辺の食堂だと、安いものもあり、500円ほどで 美味しい食事ができるので、留学生にはとても良いと思います。
 また、私は1年間の留学生活の中で、ソウルの色々なところを見てまわったり、韓国各地を旅行しました。ですが、身近なところにある、日本にもあるような施設が意外に興味深いことも多かったです。隣の国といっても、別の国です。本屋や図書館、大型スーパーや100円均一ショップ、映画館など、日本とあまり変わらないだろうと考えていた平凡な場所が、日本とは違った部分を発見できる場所でした。

 

学校生活について

 韓国外国語大学は、外国語大学という名の通り、とてもグローバルな大学です。語学系の学科は数多くあり、また様々な国から多くの外国人留学生がこの大学で学んでいます。私もこのようなグローバルな環境で学ぶことで、韓国人学生だけではなく、世界各国から来た学生達と交流ができるのではないか、と考えこの大学に留学することを決めました。
 私は、主に大学付属の語学院で韓国語を学び、その一方で大学の一般の授業を受けるという形でした。語学院の授業は、平日毎日9時から13時までという密度の濃い授業でした。時間だけでなく、内容もとても濃く、1年間の授業で韓国語の力は格段に上がった、と自信を持って言うことができます。レベルごとにクラスが分かれていて、初級の1級から、最高級の6級まであり、私は2級からはじめて、1年間4学期で5級まで終えることができました。
 授業の内容としては、書く、読む、聞く、話す、をまんべんなく扱っており、韓国語に必要なすべての要素を伸ばすことができます。ですが、そのなかでも、話す能力、コミュニケーション力を伸ばすカリキュラムが多いと感じました。
 カリキュラムの内容は、多様で、とても楽しく授業を受けることができました。初級では、簡単なゲームをしながら韓国語に慣れたり、中級では自分達で台詞を考えて韓国語で劇をしたり、上級のクラスでは社会問題などをテーマに討論をしました。また、クラスメイトは様々な国から来ていて、授業中に自分の国やその文化についてお互いに話をしたり、意見を交換したりできたことは、他の国について興味を持つ良いきっかけとなりました。
 クラスメイトとは、仲良くなって一緒に出かけたり、旅行に行ったり、留学が終わってからも仲良くしていける友人が多くできました。
 韓国語の授業とは別に大学の授業もとりました。前期では、「韓国の歴史」と「韓国の芸術」を、後期では「韓国の大衆文化」をとりました。これらの授業は、韓国人や、交換学生ではない正規の留学生と一緒に受けるもので、まだまだ韓国語の能力が乏しい私にとっては、ついていくのがやっとでしたが、それでも教授や、他の学生が授業についていけるよう力を貸してくださりました。日本の大学ではあまりない、授業内で大勢の前で行う発表などは、私にとって大きな経験になりました。

 

おわりに

 留学を終えて、留学して良かったと思うことが多くあります。まずは、韓国語をしっかり学び、韓国語の実力を伸ばすことができたということです。現地で生の韓国語に触れながら学ぶことで、これから活かすことのできる韓国語を身に付けられたと感じています。また、目標であった、留学中に韓国語能力試験の最高級に合格するということも達成でき、1年間の努力が成果にあらわれたと満足しています。
 また、韓国人、その他の国の人との交流がたくさんできたというのも、留学をしなければできなかったことだった思います。違う文化の人と一緒に暮らしたり、一緒に学んだり、また違う文化の中で生活していくなかで、お互いの考え方の違いなどで大変だったこともありましたが、問題を解決していくうちに成長できたのではないかと思います。
 将来は、今回の留学で学んだ様々なことを生かしていきたいと考えています。韓国語や留学生活をで学んだことを仕事とし、貢献していきたいです。私は特に観光業や航空関係に興味があり、韓国語も生かすことができるのではないかと考えており、その方向への就職を目指しています。まだ不明確な部分も多いので、残りの大学生活でしっかりと進路について考え、将来もこの留学の経験を今後につなげていきたいと考えています。