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【ドイツ】留学レポート

【派遣先】ハノーファー大学   【留学期間】2017年3月~派遣中
共生システム理工学類4年 中村 恵美

はじめに

 私は今、ドイツのニーダーザクセン州の州都、ハノーファーに住んでおり、ハノーファー大学で勉強しています。私の寮は学校から路面電車で8分ほど、街から15分ほど離れたところにあり、とても便利です。街にはたくさんの服屋、飲食店があります。他にもネイル室、美容院、デパート、スーパー、薬局などが軒を連ねており、生活には全く苦労していません。
 心配していた"日本食が恋しくてしょうがない"ということも、今のところはありません。なぜならアジアンフードマーケットでしょうゆ・味噌・ポン酢等が買えますし、何よりドイツの食べ物に満足しているからです。
 さて、ドイツに来てからすでに3か月が過ぎました。早くも「留学生活があと少ししかない!」と思っているところですが、学校生活、寮生活、休日の過ごし方について少し振り返ってみたいと思います。

学校生活

 私は、セメスターが始まる前の語学講座(有料)に参加したので、4月から留学生活を始める大多数の交換留学生と比べて、友達づくり、ビザ申請などの手続き関係などに、アドバンテージがあったと感じています。
 クラスメイトとはとても仲が良く、授業終わりにみんなでランチをしたり、散歩をしたり、パーティーで盛り上がったりと、無理に頑張らなくても自然にいい関係を築くことが出来ました。正直なところドイツ語はもちろん、英語も得意ではないので、話術で友達がたくさん出来た、というわけではないと思います。自分でも不思議に思うのですが、マスコットキャラクターに任命されたり、ハノーファーで一番の有名人だ(そんなわけありません)と言われるくらいの存在感があるようで嬉しいです。よくみんなから「いつも笑顔だね」とか「リアクションが面白い」と言われます。少し変なドイツ語・英語を話してもみんな「何言ってるんだよ~」と笑いながらも最後まで理解しようとしてくれ、私が分からない時には簡単な言葉で説明してくれます。ものおじしない性格なので、恥ずかしがらずに自分をさらけ出したことが、受け入れられたのだと思います。
 とはいっても、言いたいことが言えずに行き詰まることがあるため、毎日ドイツ語を勉強し、積極的にドイツ語で会話しています。専門科目の授業はすべてドイツ語で、まわりはほとんどドイツ人です。今もまだ内容の理解に苦しみますが、それでも4月の時よりは成長を感じられます。文章全体は分からなくても、知っている単語の聞こえる回数が増えたり、接続詞が出てきたから動詞が文の最後に配置されるんだな、というように、授業がドイツ語のトレーニングになっています。
 大学での留学生のためのドイツ語クラスは1週間に90分×2回しかありません。これはドイツ語の勉強をメインに考えていた私にとっては不十分です。授業の進捗状況に関わらずテキストを進めていったり、タンデム学習をしたりする工夫が必要で、もっともっと貪欲になって学習していかなければなと感じています。


寮生活

 私の住んでいる寮の費用は月に226€(約¥29,000)です。4月から8€も値上がりしましたが、それでも安いと感じます。洗面所つきの1人部屋なので、夜は一人でゆっくりできますが、キッチン、トイレ、シャワーは同フロアに住んでいる人たちと共同なので多少のストレスはあります。(私は若干潔癖症なので...)どこの国に行っても、清潔さを求めない方がいいと思います。この点は、広い心で乗り切りましょう!
 しかし一度、トイレ、バスルームがひどく汚れている時があって、その時はフロアのみんなを呼び出して「誰がこんなに汚くしたんだ!」と文句を言ったことがあります(笑)。この寮にはたくさんの留学生が住んでいて立地もよく、パーティーなどもよく開かれるので楽しくて好きですが、そんなこともありました。

 

休日の過ごし方

 ハノーファー大学では、セメスターごとに45,000円ほど大学に払わなければいけません。支払い後は学生証(セメスターチケット)が公布されますが、このチケットがあれば、ニーダーザクセン州内どこでも無料で快速列車に乗ることが出来ます。毎日乗る路面電車はもちろん無料ですし、博物館、ジムなども格安で利用することが出来ます。このチケットを利用して、週末には北ドイツ最大の港町であるハンブルクに行ったり、ブレーメンの音楽隊で有名な街、ブレーメンを友人たちと訪れました。また、以前F.A.Pで友達になった人たちと飲みに行ったり、街の観光をしながら散策したり、たまには一人でウインドウショッピングをしたりしています。私の寮の近くでは、毎週土曜日の午前中に市場のようなものが開かれるのですが、ここでは旬の野菜や果物が安く買うことが出来ます。基本的には量り売りなのでここでもドイツ語のいい練習ができますし、通じた時には嬉しく思います。

▲休日の旅行(ブレーメンハーフェン)

▲F.A.Pで出会った友達と

 

最後に

 ドイツにきてから、語学の他にも世界情勢、宗教、様々なことを考えることが出来るようになり、成長を感じています。どのように表したら良いのか、まだモヤモヤしているので「成長」という言葉でしか表現できないのですが、留学先にドイツを選んで、ハノーファー大学を選んで良かったと思っています。
 今のヨーロッパは危険だという意見が良く聞かれます。確かにその通りですが、日本が100%安全なのかと言ったらそうでもないですよね。今だから感じられること、ここだから学べること、たくさんあると思います。この恵まれた環境を最大限に活用したいです。
 1年間の長いようで短い冒険、皆さんもしてみたいと思いませんか?

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